4連覇を目指す藤井聡太七冠(22)に、初めてのタイトル戦となる佐々木勇気八段(30)が挑みます。
「竜王戦」七番勝負が5日から開幕し、第1局が東京 渋谷区で始まりました。
振り駒の結果、先手は藤井七冠となりました。
午前9時に対局開始が告げられると、藤井七冠は飛車先の歩を突き、佐々木八段も同様に歩を動かして応じました。
そのあとは大駒の「角」を交換し、序盤の駒組みを進めていきました。
藤井七冠は、今回の七番勝負を制してタイトル防衛を果たせば、「竜王戦」4連覇で、ことし7つ目のタイトル防衛となります。
一方、佐々木八段は7年前のデビュー以来、負けなしで、連勝していた当時中学3年生の藤井七冠に勝利し、連勝記録を「29」で止めた相手で、今回が初めてのタイトル戦登場となります。
第1局は、2日間にわたって行われ、勝敗は6日午後に決まる見通しです。