韓国各地で身に覚えのない国際郵便が届く事案が相次ぎ、通報が1600件以上を超えました。開封後に体調不良を訴えるケースも出ています。
連合ニュースなどによりますと、数日前からソウルや釜山など韓国各地で黄色や黒の封筒に入った身に覚えのない小包が届く事案が相次ぎ、警察にはこれまでに1600件以上の通報が寄せられているということです。
発送元は台湾となっていて、中にはリップクリームなど安価なものが入っていたり何も入っていないケースが確認されています。
南東部・蔚山(ウルサン)の福祉施設では、包みを開けた職員ら3人がめまいを訴えて病院へ搬送されています。
警察は簡易検査の結果、化学物質などは確認されなかったとしていますが、詳しい調査を進めるとともに受け取っても開けずに届け出るよう注意を呼び掛けています。