トランプ次期米大統領が側近らとの個人的な会話で、就任後に中国を訪問したいとの意向を示していることが分かりました。事情に詳しい関係者3人がCNNに語りました。
関係者2人の話によると、トランプ氏は20日の就任後、インドでモディ首相と会談するなど、数カ国への訪問に意欲を示しています。訪中の意向については、米紙ウォールストリート・ジャーナルが最初に報じました。
トランプ氏は17日に中国の習近平(シーチンピン)国家主席と電話で会談。貿易や合成麻薬「フェンタニル」、中国系の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」などについて話し合いました。同氏は就任式に習氏を招きましが、中国は同日、韓正(ハンチョン)国家副主席を派遣すると発表しました。