大リーグの
週間MVPは
投手と
野手の
区別なく、アメリカンリーグとナショナルリーグで
それぞれ1
人ずつが
選ばれます。
1970年に始まり、初代の受賞者はアメリカンリーグが通算563ホームランのレジー・ジャクソンさん、ナショナルリーグが通算755ホームランのハンク・アーロンさんと、ともにアメリカの野球殿堂入りを果たした名選手でした。
日本選手は、これまで大谷選手を含めて7人が受賞しています。
日本選手で初めて受賞したのは野茂英雄さんで、大リーグ1年目だったドジャース時代の1995年6月に受賞しました。
その後、2001年にマリナーズで活躍した佐々木主浩さん、2003年にはヤンキースで1年目だった松井秀喜さん、2004年にマリナーズ時代のイチローさん、2007年にレッドソックスで1年目だった松坂大輔選手、2015年にマリナーズの岩隈久志さん、2018年に大谷選手と続いています。
受賞の回数ではイチローさんが5回と最も多く、野茂さんと松井さんが4回となっています。
大谷選手は大リーグ1年目の4月と9月に受賞していて、今回が3回目です。
ベーブ・ルース以来100年ぶりの記録
1
週間にホームラン6
本を
打ち、
勝ち投手にもなった
大谷選手ですが、
この記録を
達成したのは1921
年のベーブ・ルース
以来、
大リーグでは100
年ぶりです。
当時ヤンキースに所属していたベーブ・ルースは、1921年6月10日から14日にかけての5試合でホームラン7本を打ち、13日の試合で勝ち投手になりました。
ルースはこの試合、ピッチャーとしては5回を投げてヒット5本、フォアボール7つを与えて4失点でしたが、バッターではホームラン2本を含む3打数2安打3打点と活躍し、勝ち投手になっています。
ルースはこのシーズン、ピッチャーとして登板したのはこの試合を含めて2試合ですでにバッターに重点を置いてプレーしていましたが、シーズンでは打率3割7分8厘、ホームラン59本、171打点と圧倒的な成績を残しホームランと打点でアメリカンリーグの2冠に輝きました。
大谷「今週も選ばれるように頑張りたい」
週間MVPについて大谷選手は球団を通じてコメントを発表し「とても光栄です。今週も選ばれるように頑張りたいと思います」と述べました。
中国8月の製造業の景況感5か月連続で節目下回る
中国の8月の製造業の景況感を示す指数は、7月から小幅に改善したものの、景気判断の節目となる「50」を5か月連続で下回りました。国内需要の停滞に加え、アメリカのトランプ政権による関税措置を背景に企業の間で慎重な見方が広がっています。
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資源: NHK
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Aug 31, 2025 12:08