川崎市では10
日朝、
火事が
相次ぎ、
幸区では
住宅1
棟が
全焼して85
歳の
女性が
死亡し、
夫がやけどをした
ほか、
多摩区でも
住宅などが
燃えて1
人がけがをして
手当てを
受けていて、
警察などが
火事の
原因を
調べています。
10日午前4時すぎ、川崎市幸区鹿島田の住宅で、「近くの家から火や煙が上がっている」と近所の人から警察や消防に通報がありました。
消防車11台が出て火はおよそ3時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅およそ100平方メートルが全焼しました。
警察によりますと、この家に住む岸川節子さん(85)が心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。
また、84歳の夫は手や足にやけどをして手当てを受けていますが、命に別状はないということです。
現場はJR南武線の鹿島田駅から北に600メートルほど離れた住宅街で、警察と消防が火事の原因を調べています。
また午前8時20分ごろ、川崎市多摩区枡形で「自宅の敷地内で火が上がっている」と連絡がありました。
警察によりますと、木造3階建ての住宅と作業場の合わせて2棟が燃え、現在も消火活動が続いています。
この家に住む人がけがをして病院に搬送されましたが、意識はあるということです。
現場は小田急線の向ヶ丘遊園駅から南西に800メートルほどの住宅街です。