일본어 뉴스: 【音声詳細】京アニ事件 “小説をパクられた”音声法廷で再生

【音声おんせい詳細しょうさい】京きょうアニ事件じけん “小説しょうせつをパクられた”音声おんせい法廷ほうていで再生さいせい

Sep 6, 2023 15:09

Furigana

「京都きょうとアニメーション」のスタジオが放火ほうかされ、社員しゃいん36人にんが死亡しぼうした放火ほうか殺人さつじん事件じけんの裁判さいばんで、2日にち目めの6日にち、事件じけん直後ちょくご、青葉あおば真司しんじ被告ひこく（45）が取り押とりおさえられた際さいに「小説しょうせつをパクられた」などと叫さけんでいた音声おんせいが法廷ほうていで再生さいせいされました。

再生さいせいされたおよそ3分間ふんかんの音声おんせいデータの内容ないようです。

公開こうかいされた音声おんせいデータの詳細しょうさい

警察官けいさつかん「おい、名前なまえ言いえるか？」

被告ひこく「青葉あおば」

警察官けいさつかん「下したの名前なまえは」

被告ひこく「真司しんじ」

警察官けいさつかん「生年月日せいねんがっぴは？」

被告ひこく「昭和しょうわ53年ねん5月つき16日にち」

警察官けいさつかん「なんでやった？言いわなあかんで。頑張がんばれ」

被告ひこく「パクられた」

警察官けいさつかん「なにを？」

被告ひこく「小説しょうせつ」

警察官けいさつかん「なにで火ひつけたんや？」

被告ひこく「ガソリン」

警察官けいさつかん「どこで手てに入いれた？」

被告ひこく「ガソリンスタンドだよ」

警察官けいさつかん「どこの？」

被告ひこく「覚おぼえてない」

警察官けいさつかん「ここまでなにで来きた？」

被告ひこく「歩あるき」

警察官けいさつかん「家いえは？」

被告ひこく「さいたま」

警察官けいさつかん「なにで火ひをつけた？」

被告ひこく「チャッカマン。何なん度ども言いってるだろ」

警察官けいさつかん「どこで手てに入いれた？」

被告ひこく「ホームセンターだよ」

警察官けいさつかん「どこの？」

被告ひこく「覚おぼえてない」

警察官けいさつかん「一人暮ひとりぐらしか？」

※法廷ほうていのモニターでは「うなずく」と文字もじで補足ほそく説明せつめい。

警察官けいさつかん「あそこ（火ひをつけた場所ばしょ）は知しってる場所ばしょか？」

被告ひこく「しらねーね-よ」

警察官けいさつかん「関係かんけいないところをやらんやろ？」

被告ひこく「お前おまえら全部ぜんぶ知しってんだろ」

警察官けいさつかん「頑張がんばって言いえ。言いう責任せきにんがある」

被告ひこく「パクりまくったからだよ」

警察官けいさつかん「なにを」

被告ひこく「小説しょうせつを。全部ぜんぶ知しってるんだろ」

警察官けいさつかん「どこに住すんでんの？ガソリンどれくらいまいた？頑張がんばって言いえ」

（※音声おんせいはここで終おわる）。

裁判さいばん2日にち目め “小説しょうせつをパクられた”音声おんせい法廷ほうていで再生さいせい

青葉あおば真司しんじ被告ひこく（45）は、4年ねん前まえの2019年ねん7月つき、京都きょうと市し伏見ふしみ区くの「京都きょうとアニメーション」の第だい1スタジオでガソリンをまいて火ひをつけ、社員しゃいん36人にんを死亡しぼうさせ、32人にんに重軽傷じゅうけいしょうを負おわせたとして殺人さつじんや放火ほうかなどの罪つみに問とわれています。

5日にちから京都きょうと地方ちほう裁判所さいばんしょで裁判さいばん員いん裁判さいばんが始はじまり、被告ひこくは起訴きそされた内容ないようを認みとめる一方いっぽう、被告ひこくの弁護士べんごしは、責任せきにん能力のうりょくはなかったとして無罪むざいを主張しゅちょうしています。

2日にち目めの6日にちも証拠しょうこ調しらべが行おこなわれ、青葉あおば被告ひこくは車くるまいすに乗のり、青あおい上着うわぎを着きてマスク姿すがたで入廷にゅうていし法廷ほうていでは、事件じけん直後ちょくごに現場げんば近ちかくで取り押とりおさえられた被告ひこくが警察官けいさつかんと交かわしたやりとりの音声おんせいデータが再生さいせいされました。