東京都の50
代の
男性理事が、
懇親会で
複数の
女性職員に対し「
顔がタイプだ」
などと
好意を
示す不適切な
言動を
繰り返し、セクハラ
行為をしたとして、
停職3
か月の
懲戒処分を
受けました。
懲戒処分を受けたのは、東京都総務局の55歳の男性理事です。
都によりますと、理事はことし3月と4月に都内の飲食店で開かれた懇親会で複数の女性職員に対し「顔がタイプだ」や「お前を愛している」などと、好意を示して容姿を話題にする不適切な言動を繰り返したということです。
被害を受けた女性職員などから相談が寄せられて発覚し、都はセクハラ行為にあたるとして、停職3か月の懲戒処分としました。
これまでの都の調査に対し、理事は「ハラスメントの認識はなかった」などと話していたということです。
このほか、
▽主税局の42歳の男性主事が、延べ126時間の早退と遅刻をしたとして、停職6か月、
▽福祉局の25歳の女性主事が、マッチングサイトを通じて知り合った男性と飲食などをともにして、およそ22万円の収入を得たとして、減給1か月となるなど、
合わせて10人が懲戒処分を受けました。