富山県氷見市の
観光施設、「ひみ
番屋街」では、
能登半島地震による
断水が
続いたため、
一時、
ほとんどの
店が
休業していましたが、27
日からすべての
店が
営業を
再開し、
大勢の
買い物客などでにぎわいました。
氷見漁港近くの観光施設「ひみ番屋街」には、飲食店や土産物店などおよそ30店舗がありますが、地震の影響で断水が続いたため、一時、ほとんどの店が休業していましたが、27日からすべての店が営業を再開しました。
施設には買い物客や観光客など大勢の人たちが訪れ、名物の「ひみ寒ぶり」など新鮮な魚介類が並んだ鮮魚店で品定めをしたり、フードコートで食事を楽しんだりしていました。
妻と一緒にすしを食べていた富山県魚津市の70代の男性は「とれたての魚はおいしいです。少しでも氷見の力になりたいと思って来ました」と話していました。
また、土産物店の店長は「一時はお客さんが少なくて心配していましたが、きょうは大勢の人たちが来てくれてうれしく思います」と話していました。
氷見市観光協会の松原勝久会長は「被災地を救いたいという思いで来ていただき、ありがたいです。能登半島の入り口にあたる氷見市から復興に向けて頑張っていきたい」と話していました。