北海道の
厚真町では3
年前の9
月6
日に
発生した
地震で
震度7を
観測し、
大規模な
土砂崩れに
巻き込まれる
などして
災害関連死を
含め37
人が
亡くなりました。
このうち19人が亡くなった吉野地区の土砂崩れの現場の前に4日、献花台が設置されました。
献花台には犠牲になった人の家族や知人が訪れ、花を手向け静かに手を合わせていました。
町内の81歳の男性は「職場の仲間が3人亡くなっているので、『心配しないで安らかにね』と心の中で伝えました」と話していました。
また、いとこを亡くした苫小牧市の33歳の男性は「『まずはゆっくり休んで』ということばをかけました。この地震を忘れずに今後も生きていきたい」と話していました。
吉野地区の献花台は6日まで設置されるほか、町では5日に追悼式が開かれます。