Actualités japonaises: パラリンピック車いすテニス男子国枝慎吾が2大会ぶり金メダル

パラリンピック車くるまいすテニス男子だんし国枝くにえだ慎吾しんごが2大会たいかいぶり金メダルきんめだる

Sep 4, 2021 22:09 1

Furigana

東京とうきょうパラリンピック、車くるまいすテニスの男子だんしシングルス決勝けっしょうで、国枝くにえだ慎吾しんご選手せんしゅがオランダのトム・エフベリンク選手せんしゅをセットカウント2対たい0で破やぶり2大会たいかいぶり3回かい目めの金メダルきんめだるを獲得かくとくしました。

東京とうきょうパラリンピックの車くるまいすテニスは4日にち、男子だんしシングルスの決勝けっしょうが行おこなわれ、世界せかいランキング1位いの国枝くにえだ選手せんしゅは、世界せかい8位いでオランダのエフベリンク選手せんしゅと対戦たいせんしました。

試合しあいは第だい1セットの第だい1ゲームで、国枝くにえだ選手せんしゅがサービスゲームをブレークされる立ち上たちあがりとなりましたが、ここから相手あいてのバックハンド側がわを突つくストロークで試合しあいを組み立くみたてて流ながれを作つくると、スピンをかけたショットや、ネットプレーなど多彩たさいな技わざを駆使くしして6ゲームを連取れんしゅし6-1でこのセットを奪うばいました。

第だい2セットに入はいるとエフベリンク選手せんしゅが最速さいそく169キロをマークするサーブなど力強ちからづよいショットで反撃はんげきを試こころみますが、国枝くにえだ選手せんしゅは冷静れいせいにコースを攻せめてポイントを奪うばい相手あいてにつけいる隙ひまを与あたえず6ー2で取とって、セットカウント2対たい0のストレートで金メダルきんめだる獲得かくとくを決きめました。

国枝くにえだ選手せんしゅはロンドン大会たいかい以来いらいとなる2大会たいかいぶり3回かい目めの金メダルきんめだるです。

国枝くにえだ「まだ夢ゆめの中なかにいるようだ」

国枝くにえだ選手せんしゅは試合しあい後ご「まだ夢ゆめの中なかにいるようだが、この日ひのためにすべてを費ついやしてきたので報むくわれてよかった」と喜よろこびをかみしめていました。

前回ぜんかい大会たいかいで金メダルきんめだるを逃のがしてからの5年間ねんかんについて尋たずねられると「リオデジャネイロ大会たいかいの後のちは引退いんたいを何なん度ども考かんがえました。大会たいかい直後ちょくごは世界一せかいいちに復帰ふっきして、こうして東京とうきょう大会たいかいで金メダルきんめだるを取とれるとは思おもっていなかった」と振り返ふりかえっていました。

決勝けっしょうについては「最初さいしょは固かたさがあったが、少すこしずつ自分じぶんのバックハンドが効果こうか的てきだったので、しっかり振り切ふりきった。自分じぶん自身じしんのやるべき事ことを僕ぼくは知しっているし、そのプレーをこのコートで出だすんだと、勝ち負かちまけは考かんがえずに集中しゅうちゅうした」と話はなしていました。