Báo tiếng Nhật: “前線＋台風”長雨に警戒台風週末にかけ西・東日本に接近か

“前線ぜんせん＋台風たいふう”長雨ながあめに警戒けいかい台風たいふう週末しゅうまつにかけ西にし・東日本ひがしにっぽんに接近せっきんか

Sep 14, 2021 18:09

Furigana

台風たいふう14号ごうは東シナ海ひがししなかいで停滞ていたいし16日にち以降いこう、東ひがしへ進すすむ見込みこみで、週末しゅうまつにかけて西日本にしにほんや東日本ひがしにっぽんに近ちかづくおそれがあります。台風たいふうや前線ぜんせんの影響えいきょうで宮崎みやざき県けんでは雨量うりょうがすでに350ミリに達たっし、西日本にしにほんを中心ちゅうしんに今週こんしゅう末まつにかけて大雨おおあめとなるおそれがあります。今週こんしゅうは「前線ぜんせん＋台風たいふう」による長雨ながあめに警戒けいかいが必要ひつようです。

台風たいふう14号ごう週末しゅうまつにかけ西にし・東日本ひがしにっぽんに接近せっきんか

気象庁きしょうちょうによりますと、東シナ海ひがししなかいにある台風たいふう14号ごうは強つよい勢力せいりょくではなくなり、15日にちにかけてほとんど停滞ていたいする見込みこみです。

16日にちごろ東ひがし寄よりに動うごき始はじめ、その後そのご、日本海にほんかいへ進すすんで温帯おんたい低てい気圧きあつに変かわると予想よそうされ、週末しゅうまつにかけて西日本にしにほんや東日本ひがしにっぽんに近ちかづく見込みこみです。温帯おんたい低てい気圧きあつに変かわると中心ちゅうしんだけでなく広ひろい範囲はんいで強つよい風かぜが吹ふくため注意ちゅういが必要ひつようです。

“前線ぜんせん＋台風たいふう” 長雨ながあめに警戒けいかい

一方いっぽう、台風たいふうから離はなれていても西日本にしにほんを中心ちゅうしんに今週こんしゅうは長雨ながあめに警戒けいかいが必要ひつようです。

九州きゅうしゅうから日本にっぽんの南みなみにのびる前線ぜんせんに向むかって台風たいふう周辺しゅうへんの暖あたたかく湿しめった空気くうきが流れ込ながれこんでいるため、九州きゅうしゅう南部なんぶでは断続だんぞく的てきに激はげしい雨あめが降ふっています。

宮崎みやざき県けんでは13日にち夜よるから14日にち未明みめいにかけて非常ひじょうに激はげしい雨あめが降ふり

▽宮崎みやざき空港くうこうでは14日にち午前ごぜん0時じ20分ふんまでの6時間じかんに降ふった雨あめの量りょうが249.5ミリに達たっし、9月つきとしては統計とうけいを取とり始はじめてから最もっとも多おおくなりました。

その後そのごも断続だんぞく的てきに降おり、13日にちの降ふり始はじめから14日にち午後ごご5時じまでの雨量うりょうは350ミリと、わずか一いち日にちで平年へいねんの9月つき1か月かげつ分ぶんの90％近ちかくに達たっしています。

15日にちにかけては台風たいふうと前線ぜんせんの位置いちがほとんど変かわらないため西日本にしにほんでは断続だんぞく的てきに雨あめが降ふり、その後そのご、台風たいふう本体ほんたいの雨雲あまぐもがかかってさらに雨量うりょうが増ふえる見込みこみです。

これから15日にち明け方あけがたにかけては九州きゅうしゅうや四国しこくを中心ちゅうしんに大気たいきの状態じょうたいが不安定ふあんていになって局地きょくち的てきに非常ひじょうに激はげしい雨あめが降ふるおそれがあり、土砂どしゃ災害さいがいや低ひくい土地とちの浸水しんすいなどに十分じゅうぶん注意ちゅういが必要ひつようです。

災害さいがいの危険きけん性せい一気いっきに高たかまるおそれも備そなえを

今回こんかいのように台風たいふうの接近せっきんに先行せんこうして降ふった雨あめに加くわえて本体ほんたいの雨雲あまぐもがかかると雨量うりょうが急激きゅうげきに増ふえ、災害さいがいの危険きけん性せいが一気いっきに高たかまるおそれがあります。

あらかじめ自治体じちたいのハザードマップなどで地域ちいきの災害さいがいの危険きけんを把握はあくし、お年寄としよりや体からだの不自由ふじゆうな人ひとなど避難ひなんに時間じかんがかかる人ひとは雨あめや風かぜが強つよまる前まえに早はやめに安全あんぜんな場所ばしょへ移動いどうしておくと安心あんしんです。特とくにすでに大雨おおあめとなっている九州きゅうしゅうでは夜間やかんに急激きゅうげきに雨あめが強つよまって災害さいがいにつながるおそれもあることから、自宅じたくでは念ねんのため川かわや斜面しゃめんから離はなれた場所ばしょで休やすむようにしてください。

過去かこには、猛烈もうれつな雨あめや非常ひじょうに激はげしい雨あめは観測かんそくされていないのに長雨ながあめによって雨量うりょうがじわじわと増ふえ、土砂どしゃ災害さいがいが発生はっせいしたケースがあります。雨あめが強つよまっていないからと油断ゆだんせず地元じもとの気象台きしょうだいや自治体じちたいからの情報じょうほうをよく確認かくにんしておくとともに、地域ちいきの人ひとどうし声ごえを掛け合かけあったり離はなれて暮くらす家族かぞくに電話でんわをかけたりして早はやめの避難ひなんができるよう後押あとおしするようにしましょう。