自民党じみんとう総裁そうさい選せん 4候補こうほ きょうも支持しじ拡大かくだいに向むけた動うごき活発かっぱつに

この中なかで河野こうの氏しが、新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうが長引ながびいていることを踏ふまえ、経営けいえいの現状げんじょうについて尋たずねたのに対にたいし、経営けいえい者しゃは「客足きゃくあしが遠とおのき、非常ひじょうに苦くるしい。お酒さけを1杯はいだけでも提供ていきょうできるようになれば客きゃくも増ふえる」と要望ようぼうしました。

このあと、河野こうの氏しは記者きしゃ団だんに対にたいし「それぞれのお店みせの努力どりょくを聞きいたが、やはり酒類しゅるいを提供ていきょうできないのは厳きびしいという声こえは共通きょうつうしていた。ワクチン接種せっしゅが進すすみ、簡易かんい検査けんさキットを利用りようして、段階だんかい的てきにいろんな対策たいさくを打うてるようになれば違ちがってくる。協力きょうりょく金きんの支給しきゅうも、もっとデジタルの力ちからを使つかえるようにしていきたい」と述のべました。

この中なかで、県議会けんぎかい議員ぎいん側がわが「今回こんかいの総裁そうさい選挙せんきょでは、福島ふくしまの復興ふっこうについて議論ぎろんされていない」と指摘してきし、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいと東京とうきょう電力でんりょく福島ふくしま第だい一いち原子力げんしりょく発電はつでん所しょの事故じこから10年ねんがたった今後こんごの福島ふくしまの復興ふっこうの在り方ありかたについて質問しつもんしました。

これに対にたいし、岸田きしだ氏しは「福島ふくしまの復興ふっこうは、最もっとも重要じゅうような課題かだいの1つだ。来年らいねん春はるに双葉ふたば町まちなどの『特定とくてい復興ふっこう再生さいせい拠点きょてん区域くいき』で避難ひなん指示しじが解除かいじょされることは大おおきな1歩ほであり、国際こくさい的てきな教育きょういく研究けんきゅう拠点きょてんを整備せいびしロボットや放射線ほうしゃせん科学かがくなどの最先端さいせんたんの取り組とりくみで、産業さんぎょうや雇用こようの創出そうしゅつにつなげていきたい」と述のべました。

また、アメリカ政府せいふが、福島ふくしま県けんをはじめとする日本にっぽんの食品しょくひんの輸入ゆにゅう規制きせいを撤廃てっぱいしたと発表はっぴょうしたことについて「大変たいへん、大おおきな出来事できごとだ。依然いぜん、規制きせいを敷しいている国くにがあるが、だんだん少数しょうすう派はになりつつある。私わたしも外務がいむ大臣だいじん時代じだいにずいぶんと知恵ちえを絞しぼり努力どりょくしてきたが、各国かっこくと一ひとつ一ひとつの対話たいわを積み重つみかさねて規制きせい撤廃てっぱいの方向ほうこうへ努力どりょくしなければならない」と述のべました。

この中なかで、県議会けんぎかい議員ぎいん側がわが、地方ちほう自治じちを所管しょかんする総務そうむ大臣だいじんの経験けいけんが長ながい高市たかいち氏しに対にたいし「人口じんこうが減少げんしょうする中なか、地域ちいき活性かっせい化かの具体ぐたい策さくを示しめしてほしい」などと質問しつもんしました。

これに対にたいし、高市たかいち氏しは「いま、東京とうきょうから地方ちほうに出でようという動うごきが強つよまっているが、まだ関東かんとう圏けんにとどまっている。テレワークを前提ぜんていに地方ちほうに本社ほんしゃ機能きのうを移転いてんしようという企業きぎょうや、キャンパスを探さがしている大学だいがくもあり、取り込とりこむチャンスだ」と指摘してきしました。

そのうえで「地方ちほうで備そなえておくべきことは、空き家あきやなどをリニューアルしてサテライトオフィスの場所ばしょを確保かくほすることや、人材じんざいのデジタル力りょくの強化きょうかだ。せっかく企業きぎょうが来きても、いい人材じんざいがいないと困こまるので、徹底てってい的てきにデジタル力りょくを強化きょうかしてほしい」と述のべました。

一方いっぽう、高市たかいち氏しは、子こどもに関にかんする政策せいさくを一元いちげん的てきに担になう「こども庁ちょう」の創設そうせつについて「子こどもの貧困ひんこんや虐待ぎゃくたい、少子しょうし化かなどさまざまな要因よういんを分析ぶんせきしながら、少すこし、慎重しんちょうに考かんがえたい。『子こども家庭かてい庁ちょう』のような形かたちなら包括ほうかつ的てきであり、よく考かんがえながらいちばんよい形かたちを作つくっていきたい」と述のべました。

この中なかで、地方ちほう議員ぎいん側がわからは「少子しょうし高齢こうれい化かで人口じんこうが減へるのは日本にっぽんの危機ききなのに、子こどもに関にかんする政策せいさくが場当ばあたり的てきではないか」として政策せいさくの拡充かくじゅうを求もとめる意見いけんが出だされました。

これに対にたいし、野田のだ氏しは「私わたしが1年生ねんせい議員ぎいんのときは、先輩せんぱい議員ぎいんから『子こどものことなんかやったって票ひょうにもカネにもならない』などと言いわれていた。自民党じみんとうにそういう空気くうきがまだ若干じゃっかん、残のこっていて、常つねに議論ぎろんする政策せいさく課題かだいに依然いぜんとしてなっていない」と応おうじました。

そのうえで「子こどもが、まちからいなくなり、人口じんこう減少げんしょうの恐怖きょうふや不安ふあんを痛感つうかんしているのは、皆みなさんのような女性じょせいや地方ちほう議員ぎいんのはずだ。人口じんこう減少げんしょうに対にたいし、どういう政策せいさくを行おこなうか考かんがえる自民党じみんとうにしていきたい」と強調きょうちょうしました。