Japanese News: 成田滑走路に“いきもの”侵入、航空機が５０分“立ち往生”

成田なりた滑走路かっそうろに“いきもの”侵入しんにゅう、航空機こうくうきが５０分ぷん“立たち往生おうじょう”

Sep 26, 2021 07:09

Furigana

　成田空港なりたくうこうに止とまったままの航空機こうくうき。成田発なりたはつ－那覇行なはゆきの全日空便ぜんにっくうびん。その機体きたいはウミガメが描えがかれた特別とくべつなものです。なぜ、止とまっているのか。
　ウミガメの機体きたいの前方ぜんぽうの滑走路かっそうろに、１匹ぴきのカメが侵入しんにゅうしたというのです。成田空港なりたくうこうによりますと、離陸直前りりくちょくぜんにパイロットがカメを発見はっけん。機体きたいを一旦止いったんとめ滑走路かっそうろを閉鎖へいさし、捕獲作業ほかくさぎょうが行おこなわれました。
　捕獲ほかくされたカメがこちら！大おおきな甲羅こうらから顔かおをのぞかせます。種類しゅるいはまだ分わかっていませんが、全長ぜんちょうはおよそ３０センチありました。航空機こうくうきの長ながさはこのカメのおよそ２４０倍ばいですが、滑走路かっそうろでおよそ５０分間ぷんかん、足止あしとめされることとなりました。
　成田空港なりたくうこうなどによりますと、「イタチなどの小動物しょうどうぶつが滑走路かっそうろに入はいることは年としに数回すうかいあり、運航うんこうの妨さたまげになる場合ばあいは必かならず撤去てっきょする」ということですが、カメの侵入しんにゅうは記録きろくに無なく、非常ひじょうに珍めずらしいということです。

成田なりた 滑走路かっそうろに“いきもの”侵入しんにゅう、航空機こうくうきが５０分ぷん“立たち往生おうじょう”

成田なりた滑走路かっそうろに“いきもの”侵入しんにゅう、航空機こうくうきが５０分ぷん“立たち往生おうじょう”