今月13
日の
地震で
震度6
弱の
揺れを
観測した
宮城県山元町では、
地震から
丸3
日が
過ぎた17
日も
一部の
地域で
断水が
続いていて、
生活への
影響が
広がっています。13
日の
地震で
山元町では、
水道管の
破裂が
相次いで
一時およそ2900
戸で
断水し、
復旧を
進めているものの
地震から
丸3
日が
過ぎた17
日も
町南部の
坂元地区を
中心におよそ300
戸で
断水が
続いています。
町内3か所に給水所が設けられていて、このうち坂元地域交流センターには、午前8時半の給水開始直後から住民たちが次々と訪れ、ペットボトルなどの容器で水を受け取っていました。
その1人、近くに住む舟口みさ子さん(80)は断水のため地震のあと、入浴や洗濯ができていないといいます。
息子と2人暮らしで、使った食器も洗うことができず、生活の不便さが次第に強まっていると言います。
舟口さんは「水の大切さを改めて感じました。早く水が出てほしいです」と話していました。
町は、17日中の断水の解消を目指していますが、水道管の漏水か所が多く、午前の時点で作業終了の見込みは立っていないということです。
山元町内での給水は坂元小学校、坂元中学校、坂元地域交流センターの3か所で午前8時半から午後5時まで行われています。