辞任を
表明した
森会長の
後任候補を
選ぶための
東京オリンピック・パラリンピック
組織委員会の「
候補者検討委員会」が、
会長候補を
橋本聖子オリンピック・パラリンピック
担当大臣に
一本化し
就任を
要請する
方向で
調整を
進めていることが
関係者への
取材で
分かりました。
大会組織委員会の
森会長は、
女性蔑視と
取れるみずからの
発言の
責任を
取り、
今月12
日に
辞任する
考えを
表明しました。
組織委員会は透明性を確保して後任の会長候補を選ぶためにアスリートを中心とした8人のメンバーによる「候補者検討委員会」を設置し、16日と17日の2日間、会合を開いて後任の会長候補の選考を進めてきました。
その結果、17日に都内のホテルでおよそ2時間にわたって非公開で行われた会合の中で、候補者を橋本オリンピック・パラリンピック担当大臣に一本化し、就任を要請する方向で調整を進めていることが関係者への取材で分かりました。
ただ、橋本大臣はこれまでの国会答弁などで後任の会長就任の打診があったかと問われた際に「全くない」などと述べていて、本人が引き受けるかどうかの意向の確認は今後、行うということです。
橋本大臣が会長への就任要請を引き受ければ、組織委員会は必要な手続きを経たうえで、今週中にも理事会を開いて正式に新しい会長を選出する方針です。