Báo tiếng Nhật: “単独親権憲法に違反せず” 父親の訴え退ける東京地裁

“単独たんどく親権しんけん憲法けんぽうに違反いはんせず” 父親ちちおやの訴うったえ退しりぞける東京とうきょう地裁ちさい

Feb 17, 2021 17:02 0

Furigana

夫婦ふうふが裁判さいばんで離婚りこんした場合ばあいに、裁判所さいばんしょが父親ちちおやか母親ははおやのどちらか一方いっぽうを子この親権しんけん者しゃと決きめるとした民法みんぽうの規定きていをめぐって、親権しんけんを失うしなった父親ちちおやが国くにを訴うったえた裁判さいばんで、東京とうきょう地方ちほう裁判所さいばんしょは規定きていは憲法けんぽうに違反いはんしないと判断はんだんし、訴うったえを退しりぞけました。都内とないの40代だいの男性だんせいは、裁判さいばんで離婚りこんが成立せいりつした際さい、2人にんの子こどもの親権しんけん者しゃは元もと妻つまとされ、裁判所さいばんしょが父親ちちおやか母親ははおやのどちらか一方いっぽうを親権しんけん者しゃと決きめるとした民法みんぽうの単独たんどく親権しんけんの規定きていは法ほうの下したの平等びょうどうを定さだめた憲法けんぽうに違反いはんするとして、国くにを訴うったえました。

判決はんけつで、東京とうきょう地方ちほう裁判所さいばんしょの松本まつもと真しん裁判さいばん長ちょうは「別居べっきょ後ごの父ちちと母ははが子この養育よういくに関にかんして適切てきせつに合意ごういできず、子この利益りえきを損そこなうことを避さけるための規定きていで、合理ごうり的てきだ。離婚りこんした父ちちと母ははが共同きょうどうで親権しんけんを持もつことを認みとめるかどうかは、国会こっかいの裁量さいりょうに委ゆだねるべきだ」と指摘してきして、憲法けんぽうに違反いはんしないと判断はんだんし、訴うったえを退しりぞけました。