Actualités japonaises: 少年法などの改正案を決定 18歳 19歳は「特定少年」と位置づけ

少年しょうねん法ほうなどの改正かいせい案あんを決定けってい 18歳さい 19歳さいは「特定とくてい少年しょうねん」と位置いちづけ

Feb 19, 2021 11:02 3

Furigana

成人せいじん年齢ねんれいの引き下ひきさげに合あわせて、政府せいふは、少年しょうねん法ほうなどの改正かいせい案あんを決定けっていしました。18歳さいと19歳さいは、引き続ひきつづき保護ほごの対象たいしょうとする一方いっぽう、「特定とくてい少年しょうねん」と位置いちづけ、家庭かてい裁判所さいばんしょから検察官けんさつかんに逆ぎゃく送致そうちする事件じけんの対象たいしょうを拡大かくだいし、起訴きそされた場合ばあいには実名じつめい報道ほうどうを可能かのうとしています。来年らいねん4月つきに成人せいじん年齢ねんれいが18歳さいに引き下ひきさげられるのに合あわせて、政府せいふは、19日にちの閣議かくぎで、少年しょうねん法ほうなどの改正かいせい案あんを決定けっていしました。

この中なかでは、新あらたに成人せいじんとなる18歳さいと19歳さいは引き続ひきつづき少年しょうねん法ほうの保護ほごの対象たいしょうとする一方いっぽうで「特定とくてい少年しょうねん」と位置いちづけています。

そして、事件じけんを起おこした場合ばあいは、すべて家庭かてい裁判所さいばんしょに送致そうちする仕組しくみを維持いじしたうえで、新あらたな処分しょぶんや手続てつづきとして、家庭かてい裁判所さいばんしょから検察官けんさつかんに原則げんそく逆ぎゃく送致そうちする事件じけんの対象たいしょうを拡大かくだいすることが盛り込もりこまれました。