競泳の
池江璃花子選手が、
都内で
行われている
大会で、
競技復帰後では
初めて女子100
メートルバタフライに
出場して
予選で1
分0
秒06を
マークし、
全体2
位で
午後の
決勝に
進みました。
去年、
白血病から
競技復帰を
果たした
池江選手は、
東京・
江東区の
東京辰巳国際水泳場で20
日から
始まった「
東京都オープン」に
出場しました。
池江選手は去年8月にレース復帰後、これまで4つの大会に出場し種目は自由形に絞っていましたが、今大会は初めてバタフライにエントリーし、20日午前の予選では女子100メートルバタフライに出場しました。
この種目は病気公表の直前となったおととし1月以来のレースでしたが、池江選手は前半から伸びやかな泳ぎをみせて抜け出し、後半も最後までトップを譲らずに1分0秒06のタイムで1着でフィニッシュしました。
池江選手は全体2位で午後の決勝に進み、東京オリンピックの代表選考会となる4月の日本選手権への出場に必要な参加標準記録の1分0秒29を突破しました。
100メートルバタフライは池江選手がもっとも得意とする種目で、3年前にマークした今も日本記録の56秒08はその年の世界1位のタイムでした。