自民党総裁選挙に
立候補した
5人は
24日、
日本記者クラブが
主催する
公開討論会に
臨みました。
自民黨總裁選舉的五位候選人於24日參加了由日本記者俱樂部主辦的公開辯論會。
少数与党の中、連立政権の枠組み拡大についてはいずれも前向きな姿勢を示しましたが、実現を目指す時期や進め方で違いが出ました。
在少數執政黨中,雖然對於擴大聯合執政體制都表現出積極態度,但在實現的時機與推進方式上出現了分歧。
はじめに5人はそれぞれの基本的な主張をボードで示しました。
小林氏「『頑張れば報われる』という実感を」
小林・元経済安全保障担当大臣は「『頑張れば報われる』という実感を。
小林表示:「要讓人有『只要努力就會有回報』的實感。」小林前經濟安全保障擔當大臣表示:「要讓人有『只要努力就會有回報』的實感。」
」と
主張を
掲げました。
そして「現役世代や中間層をしっかり支援し、頑張れば報われるんだいう実感を持ってもらうことが、次なる成長につながり、社会がさらに強くなると信じている。
然後「我相信,確實支援現役世代與中產階級,讓大家能夠感受到只要努力就會得到回報,這將帶來下一步的成長,也會讓社會變得更加強大。」
日本の
力は
こんなもんじゃない。
世界の
真中に
日本を
立たせるために
頑張りたい」と
訴えました。
茂木氏「国民の求める結果を出す」
茂木前幹事長は「国民の求める結果を出す」という主張を掲げました。
そして「まずは当面の物価高対策やガソリンの暫定税率の廃止をはじめ、スピーディーで効果のある政策を実行に移していく。
然後,「首先要著手應對當前的物價上漲問題,並從廢除汽油的暫定稅率等措施開始,迅速且有效地推動政策落實。」
経済の
好循環をつくり、
物価高を
上回る
賃上げを
確実に
実施していくことが、
国民の
求めていることではないか。
創造經濟的良性循環,確保薪資上漲超過物價上漲,這不正是國民所期望的嗎?
速やかに
実行に
移していく」と
訴えました。
林氏「経験と実績で未来を切り拓く」
林官房長官は「経験と実績で未来を切り拓く」という主張を掲げました。
林氏「以經驗與實績開創未來」林官房長官提出了「以經驗與實績開創未來」的主張。
そして「わが党や日本を取り巻く状況は決して明るいものではないが、『夜明け前が最も暗い』という言葉を信じたい。
而且「雖然我黨及日本所處的情勢絕非樂觀,但我想相信『黎明前最為黑暗』這句話。」
みんなで
この暗い
状況を
一致団結して
乗り
越えていく。
『
夜明けは
近い』という
日本を
実現していきたい」と
訴えました。
「我想實現一個『黎明將至』的日本」,他如此呼籲道。
高市氏「『戦略的な危機管理投資』で経済成長へ」
高市・前経済安全保障担当大臣は「『戦略的な危機管理投資』で、経済成長へ!」という主張を掲げました。
高市前經濟安全保障擔當大臣主張:「透過『戰略性危機管理投資』實現經濟成長!」
そして「今や世界の潮流はリスクを最小化するために官民でしっかりと投資を行う方向に向かっていて、日本もそうあるべきだ。
而且「如今世界的潮流是為了最小化風險,政府與民間應共同積極投資,日本也應該如此。」
日本はまだまだ
成長できる。
国民の
安全を
守り、
成長を
未来へ。
『
日本を
世界のてっぺんへ』ということで
頑張る」と
訴えました。
小泉氏「インフレ対応型経済運営」
小泉農林水産大臣は、「インフレ対応型経済運営」という主張を掲げました。
小泉表示「因應通膨型經濟運作」──小泉農林水產大臣提出了「因應通膨型經濟運作」的主張。
そして「今の状況は、デフレからインフレの局面にあり、経済を転換する必要がある。
而且「現在的情勢正處於從通貨緊縮轉向通貨膨脹的階段,必須對經濟進行轉型」
まずは
物価高対策としてガソリンの
暫定税率を
廃止し、
所得税も
基礎控除などを
物価や
賃金に
上昇に
合わせて
引き
上げ、インフレ
対応型にする。
首先,作為對抗物價上漲的對策,應廢除汽油的臨時稅率,並將所得稅的基本扣除額等隨物價和工資的上升而提高,改為因應通膨的制度。
物価を
上回る
国民所得の
上昇を
実現していく」と
訴えました。
【動画をノーカットで(1時間58分)】
データ放送ではご覧になれません
連立政権の枠組み拡大めぐって議論
また、少数与党の中、連立政権の枠組み拡大をめぐって議論が展開され、5人はいずれも前向きな姿勢を示しましたが、実現を目指す時期や進め方で違いが出ました。
【影片完整版(1小時58分)】無法透過數據廣播觀看 關於擴大聯合執政架構的討論 此外,在少數執政黨的情況下,關於擴大聯合執政架構的討論展開,五位成員都表現出積極的態度,但在實現的時機與推進方式上出現了差異。
▼小林氏は「少数与党の中、安定して決定できる政治環境をつくることは与党の責任だ。
小林表示:「在少數執政黨的情況下,創造一個能夠穩定做出決策的政治環境,是執政黨的責任。」
ただ、
連立ありきや
数合わせではなく、
国家運営の
軸となる
考え
方をある
程度共有しなければいけない。
不過,並非只是為了聯合執政或湊數,而是必須在一定程度上共享作為國家運營核心的理念。
個々の
政策で
真摯に
向き
合う
中で、
結果として
連立がある」と
述べました。
▼茂木氏は「連立の枠組みを広げることは少数与党になる前から考えていたことで、さまざまなアプローチをしてきた。
茂木表示:「擴大聯合執政的架構,是我們在成為少數執政黨之前就已經考慮過的事情,並且一直以來採取了各種不同的方式。」
基本的な
政策で
同じ
方向を
向いていることが
大前提だ。
選挙区調整から
入ると
連立の
拡大はできないだろう」と
述べました。
▼林氏は「部分連合しか選択肢を持っていないとは言っておらず、連立交渉は同時並行で進める。
林先生並沒有說只有部分聯盟這個選項,聯合執政的協商會同時並行進行。
石破政権で
少数与党で
苦労した
者として、 まずは
自民党として
政策をまとめて『こういうことを
中心に
一緒にやれないか』と
持って
行くことだ」と
述べました。
作為在石破政權時期經歷過少數執政黨艱辛的人,首先應該由自民黨整合政策,提出「能否以這些事項為核心一起合作」這樣的方案。
▼高市氏は「自公を基軸にプラスアルファで一刻も早くきっちりした連立政権の枠組みをつくる。
高市表示:「以自民、公明為基礎,再加上其他力量,盡快建立穩固的聯合政權架構。」
スピーディーに
対応しなければ ならない
事柄があり、
来年度の
予算編成に
向けても
外交に
関しても
安定した
政権が
必要だ」と
述べました。
有些事情必須迅速應對,為了明年度的預算編制以及外交方面,也需要一個穩定的政權。
▼小泉氏は「政権の枠組みを強化しなければ 課題を前に進める推進力は生まれない。
小泉表示:「如果不加強政權的架構,就無法產生推動課題前進的動力。」
連立が
1つの
選択肢であることは
間違いないが、それは
今の
社会保障や
物価高の
対策にしっかりと
向き
合い、
野党と
信頼関係を
構築した
先にある」と
述べました。
聯合執政確實是一個選項,但那是在我們認真面對當前的社會保障和物價上漲對策,並與在野黨建立信賴關係之後的事情。
外交・安全保障 トランプ政権との向き合い方は
さらに外交・安全保障では、トランプ政権との向き合い方などについて論戦が交わされました。
外交與安全保障 關於如何與川普政權打交道,在外交與安全保障方面展開了激烈的辯論。
▼小林氏は「石破政権で自衛官の処遇を改善したことは正しい。
小林表示:「在石破政權下改善自衛官待遇是正確的。」
無人機やAIロボットなどによる
戦いに
入るので、
研究開発費が
必要だ。
因為將進入無人機和AI機器人等的戰爭時代,所以需要研發經費。
日本の
先端技術をしっかりと
培い、
アメリカにとって
どうしても必要な
日本になっていくアプローチが
大切だ」と
述べました。
我們要紮實培養日本的先進技術,成為對美國來說不可或缺的日本,這樣的方針非常重要。
▼茂木氏は「首脳どうしの信頼関係を築くことが極めて重要だ。
茂木先生表示:「建立領袖之間的信賴關係極為重要。」
アメリカにとって
中国は
最大の
挑戦であり、
中国に
対じしていくために
日本が
一番重要なパートナーだということを
強調し、
一緒にやっていこうという
姿勢を
示すことが
重要だ」と
述べました。
他強調指出,對美國來說,中國是最大的挑戰,而日本是對抗中國時最重要的夥伴,表現出「讓我們一起努力」的態度是很重要的。
▼林氏は「同盟国のアメリカとは好き嫌いは別としてつきあっていくことは避けられない。
林先生表示:「與同盟國美國的交往,無論喜不喜歡都是無法避免的。」
トランプ
大統領のあとも
同じ
考えの
政権が
出る
可能性は
大いにある
前提で、
日米関係をマネージして
日中関係も
構築しないといけない」と
述べました。
「即使在川普總統之後,也有很大可能會出現持有相同想法的政權,因此我們必須以這一前提來管理日美關係,同時也要建立日中關係。」
▼高市氏は「日米同盟とともに日米韓、日米フィリピンの安全保障協力を深化させていかなければならない。
高市表示:「我們必須深化日美同盟,以及日美韓、日美菲律賓的安全保障合作。」
中国とロシア、
北朝鮮の
接近は
危機的な
状況で、
日韓関係も
深化させていく。
中國與俄羅斯、北韓的接近處於危機狀態,日韓關係也將進一步深化。
中国とは
懸念事項はあるが、
率直に
対話を
重ねていく
姿勢で
臨んでいく」と
述べました。
雖然對中國有一些關切事項,但我們將以坦率對話、不斷交流的態度來應對。
▼小泉氏は「日米関係はトランプ大統領のもとでも日本外交の基軸であることは変わらず、さらに高みに引き上げていけるよう早い時期に会談を実現したい。
小泉先生表示:「即使在川普總統領導下,日美關係依然是日本外交的基石,這一點沒有改變。我希望能夠儘早實現會談,進一步提升雙邊關係。」
関税交渉の
履行は
日米のウィンウィンの
関係を
構築する
上でも
非常に
重要だ」と
述べました。
他表示:「履行關稅談判對於建立日美雙方的雙贏關係也極為重要。」
一方、パレスチナの国家承認をめぐり、国連総会のタイミングで承認を見送った日本政府の方針に反対する意見は出ませんでした。
另一方面,針對巴勒斯坦國家承認問題,沒有出現反對日本政府在聯合國大會時機延後承認的方針的意見。
候補者指名の質問 林氏と小泉氏がいずれも4回
公開討論会ではそれぞれの候補者が別の候補者を指名して質問する形式の討論も行われました。
候選人提名的提問 林先生和小泉先生都在四次公開辯論會中,進行了由各自候選人指定其他候選人提問的形式討論。
最も多くの指名を受けたのは林官房長官と小泉農林水産大臣がいずれも4回でした。
獲得最多提名的是林官房長官和小泉農林水產大臣,兩人都是4次。
次いで小林元経済安全保障担当大臣と高市前経済安全保障担当大臣が3回、茂木前幹事長は1回でした。
接著是小林前經濟安全保障擔當大臣與高市前經濟安全保障擔當大臣各三次,茂木前幹事長則有一次。