Actualités japonaises: ロシア国境警備局に拿捕された漁船稚内港に戻る

ロシア国境こっきょう警備けいび局きょくに拿捕だほされた漁船ぎょせん稚内わっかない港こうに戻もどる

Jun 11, 2021 09:06

Furigana

先月せんげつ、北海道ほっかいどう稚内わっかない市しの沖合おきあいでロシアの国境こっきょう警備けいび局きょくに拿捕だほ（だほ）された14人にんが乗のった底引き網そこびきあみ漁船ぎょせんは、11日にち午前ごぜん6時じごろ、稚内わっかない港こうに戻もどりました。乗組のりくみ員いん14人にんの健康けんこう状態じょうたいに問題もんだいはないということです。

北海道ほっかいどうの稚内わっかない機き船せん漁協ぎょきょうに所属しょぞくする底引き網そこびきあみ漁船ぎょせん、「第だい百ひゃく七なな十じゅう二に榮さかえ寳たから丸まる」は5月つき28日にち、稚内わっかない市しの沖合おきあいで操業そうぎょう中ちゅうにロシアの国境こっきょう警備けいび局きょくに拿捕だほされ、サハリンの港みなとに連行れんこうされたのち、10日にち、およそ2週間しゅうかんぶりに解放かいほうされました。

そして、11日にち午前ごぜん6時じごろ、稚内わっかない港こうに戻もどりました。乗組のりくみ員いん14人にんの健康けんこう状態じょうたいに問題もんだいはないということで、漁船ぎょせんが港みなとに入はいると、全員ぜんいん、元気げんきそうな表情ひょうじょうを浮うかべていました。

乗組のりくみ員いんは、船ふねの上うえで検疫けんえきなどを受うけたあと、下船げせんするということです。

ロシア側がわの発表はっぴょうによりますと、漁船ぎょせんは、ロシアの排他はいた的てき経済けいざい水域すいいきで漁業ぎょぎょう規則きそくに違反いはんしたなどとして日本にっぽん円えんにしておよそ900万まん円えんの罰金ばっきんを科かされ、すでに全額ぜんがくを納付のうふしたということです。

今回こんかいの拿捕だほについて、稚内わっかない機き船せん漁協ぎょきょうは「不当ふとうな連行れんこうだ」として、ロシア側がわを批判ひはんするコメントを出だしています。

漁協ぎょきょう組合くみあい長ちょう「不当ふとうな連行れんこう今後こんごこのようなことないように」

「第だい百ひゃく七なな十じゅう二に榮さかえ寳たから丸まる」が稚内わっかない港こうに戻もどったあと、漁船ぎょせんが所属しょぞくする、稚内わっかない機き船せん漁協ぎょきょうの風無かざなし成なる一いち組合くみあい長ちょうは記者きしゃ団だんに対にたいし「乗組のりくみ員いんは全員ぜんいん、元気げんきそうで安心あんしんした。ご苦労ごくろうさまと言いいたい」と述のべました。

そのうえで「漁船ぎょせんは日本にっぽんの排他はいた的てき経済けいざい水域すいいきで操業そうぎょうしていたにもかかわらず拿捕だほされた。不当ふとうな連行れんこうで、今後こんご、このようなことがないよう求もとめたい」と述のべ、ロシア側がわの対応たいおうを批判ひはんしました。