東京都で12
月31
日、
新型コロナウイルスへの
新たに
感染が
確認された
人が1300
人余りとなったことについて、
感染症に
詳しい東京医科大学の
濱田篤郎教授は「
これほど
早く1000
人を
超えるとは
思っていなかった。1300
人というのは、
高い水準が
続いていた
中でも突然増えてきた
印象で、『
急増』と
言える。
このペースが
続くと、
いわゆる感染爆発という
状況になりかねず、
非常に
危惧すべき
状態だ」と
話しています。
また、イギリス
などで
広がっている
変異したウイルスについて「31
日の
増え
方を
見ていると、
変異株との
関連も
心配だ。
これだけ
急激に
増えた
要因として
変異株が
影響している
可能性も
否定できないので、
しっかりと
モニターする
必要が
ある」と
話していました。
そのうえで、濱田教授は「東京や首都圏全体で、街に出ている人の数は若干減っているが、それでも多いと感じている。県境を越える移動は控えている人が多いと思うが、都内なら動いていいということではない。いろいろな人を招いて新年会をするのもよくない。いつも顔を合わせている人でこぢんまりと新年を祝うつもりでいてほしい。また、正月休みが明けて仕事が始まる1月4日以降は職場に人が集まるので、さらに感染が広がる可能性がある。緊急事態宣言のような国の対応や、各自治体の対応を、もう少し強く行うべき状況になってしまったのではないかと思う」と述べました。