ことしは、
秋までに
衆議院選挙が
行われる
政治決戦の
年です。
今月召集される
通常国会で、
政府・
与党側は、
新年度予算案などを
早期に
成立させ、
新型コロナウイルス
対策と
経済の
立て直しを
両立させたいとしているの
に対し、
野党側は、
政府の
感染対策や
政治とカネをめぐる
問題を
追及し
攻勢を
強める構えで、
選挙をにらんだ
与野党の
激しい攻防が
展開される
見通しです。ことしは10
月に
衆議院議員の
任期満了を
控え、
秋までに
衆議院選挙が
行われる
政治決戦の
年で、
論戦の
舞台と
なる通常国会は、
今月18
日に
召集される
見通しです。
政府・与党側は、新型コロナウイルスの感染拡大防止と経済の立て直しを両立させたいとして、今年度の第3次補正予算案と新年度予算案の早期成立とともに新型コロナ対策の実効性を高めるため特別措置法の改正などを図る方針です。
また、9月にデジタル庁を設置するための法案や、脱炭素社会の実現につなげる税制関連法案などを着実に成立させ、実績を積み上げたい考えです。
これに対し、立憲民主党など野党側は「Go Toトラベル」をめぐる対応など、政府の新型コロナ対策の遅れをただす一方で、感染拡大の防止策などを政府に提案していくことにしています。
また、「桜を見る会」の前日夜の懇親会をめぐる問題や、議員辞職した吉川元農林水産大臣が大臣在任中に、大手鶏卵会社の元代表から現金を受け取った疑いがある事件などで、政府・与党を追及し攻勢を強める構えで、選挙をにらんだ与野党の激しい攻防が展開される見通しです。