日本新聞: 新型コロナ自宅療養の男性死亡予定では翌日に療養解除東京

新型しんがたコロナ自宅じたく療養りょうようの男性だんせい死亡しぼう予定よていでは翌日よくじつに療養りょうよう解除かいじょ東京とうきょう

Jan 1, 2021 20:01

Furigana

東京とうきょう都とは、新型しんがたコロナウイルスへの感染かんせんが確認かくにんされ、自宅じたく療養りょうよう中ちゅうだった60代だいの男性だんせいが自宅じたくで意識いしきがない状態じょうたいで見みつかり、先月せんげつ29日にちに死亡しぼうしていたことを明あきらかにしました。男性だんせいは、感染かんせんが確認かくにんされたあとも症状しょうじょうが落ち着おちついていて、死亡しぼうした翌日よくじつには、自宅じたく療養りょうようが解除かいじょされる予定よていだったということです。東京とうきょう都とによりますと、死亡しぼうしたのは、都内とないに住すむ60代だいの男性だんせいで、男性だんせいは、先月せんげつ19日にちに新型しんがたコロナウイルスへの感染かんせんが確認かくにんされ、発熱はつねつやせきなどの症状しょうじょうが見みられましたが、基礎きそ疾患しっかんがなかったことなどから自宅じたくで療養りょうようしていたということです。

その後そのご、保健所ほけんじょの職員しょくいんが、経過けいか観察かんさつのために定期ていき的てきに連絡れんらくを取り合とりあい、先月せんげつ28日にちに最後さいごに連絡れんらくを取とった際さいには男性だんせいが「熱ねつは下さがった」などと話はなしたため、2日にち後ごの先月せんげつ30日にちに再度さいど、連絡れんらくを取とって症状しょうじょうが見みられなければ、自宅じたく療養りょうようが解除かいじょされる予定よていでした。

しかし、職員しょくいんが連絡れんらくを取とった日ひの翌日よくじつの先月せんげつ29日にち、男性だんせいの家族かぞくが自宅じたくを訪たずねたところ、男性だんせいが意識いしきのない状態じょうたいで倒たおれているのが見みつかり、病院びょういんに運はこばれましたが、その後そのご死亡しぼうが確認かくにんされたということです。