都内に
住む女の子が、イギリスで
感染が
広がっている
変異した
新型コロナウイルスに
感染していることが
新たに
確認されました。
別の
男性から
感染したと
見られていますが、
いずれも
海外への
渡航歴はないということです。
厚生労働省は「
市中感染が
起きた
可能性はあるが、
面的な
広がりはないと
見ている」としています。
厚生労働省によりますと、
変異ウイルスへの
感染が
確認されたのは
都内に
住む10
歳未満の
女の子です。
1月19日に新型コロナウイルスの検査で陽性となり、医療機関に入院していましたが、国立感染症研究所で検体を調べた結果、イギリスで感染が広がっている変異ウイルスが検出されました。
女の子は、新型コロナウイルスへの感染が確認されている都内の40代の男性の濃厚接触者で、2人とも海外への渡航歴はないということです。
厚生労働省はこの男性も変異ウイルスに感染している可能性があると見て検体を分析するとともに、男性が感染した経路を調べています。
一方、直近で新型コロナウイルスへの感染が確認された都内の1400人余りの検体を調べた結果、女の子のほかに変異ウイルスは検出されなかったということです。
このため、厚生労働省は「市中感染が起きた可能性はあるが、面的な広がりはないと見ている」としています。
このほか、1月10日にイギリスから入国した都内に住む30代の女性も、変異ウイルスに感染していることが確認されました。
これで国内で変異ウイルスへの感染が確認されたのは検疫の検査も含めて合わせて50人となりました。