山形県の村木沢村などの村には、昔、田んぼに使う水があまりありませんでした。
從前,在像山形縣村木澤村這樣的村莊,田裡用的水並不充足。
村の人たちは遠くの川から水を運んでいました。
ある年の夏、雨が降らなくて、川の水がなくなってしまいました。
村の人たちは、箱根の神様に水をもらうようにお願いしようと決めました。
そして、与左衛門という男の人が箱根に行くことになりました。
与左衛門は、箱根の神様に「村に水をください」と、21日間お願いしました。
與左衛門持續21天向箱根的神祈禱:「請賜給我們村莊水源。」
すると、白いひげを生やしたおじいさんが現れて、「遠いところから来てくれてありがとう」と言いました。
隨後,一位留著白鬍子的老人出現,並說:「感謝你從遠方而來。」
そして、「これをまくと沼ができる」と言って、2本の徳利に入った水を与左衛門に渡しました。
然後老人說:「如果撒下這個,就會變成沼澤。」說完,便把兩個水瓶交給與左衛門。
与左衛門は村に帰って、山の中にたくさん沼を作りました。
村の人たちは、沼の水を田んぼに使うことができるようになりました。
多虧了那個,村裡的人們才能夠把那片濕地的水用在自己的稻田裡。