일본어 뉴스: 自衛隊保有「パトリオット」輸出へ年明け以降米側と本格調整

自衛隊じえいたい保有ほゆう「パトリオット」輸出ゆしゅつへ年明としあけ以降いこう米べい側がわと本格ほんかく調整ちょうせい

Dec 26, 2023 04:12

Furigana

政府せいふは、防衛ぼうえい装備そうび品ひんの輸出ゆしゅつルールを緩和かんわし、地ち対空たいくうミサイルシステム「パトリオット」をアメリカに輸出ゆしゅつすることにしています。速すみやかに対応たいおうするため、自衛隊じえいたいが保有ほゆうしているものを輸出ゆしゅつすることにしていて、年明としあけ以降いこう、アメリカ側がわと本格ほんかく的てきな調整ちょうせいを行おこなうことにしています。

政府せいふは12月つき22日にち、「防衛ぼうえい装備そうび移転いてん三さん原則げんそく」の運用うんよう指針ししんを改正かいせいし、外国がいこく企業きぎょうから技術ぎじゅつを導入どうにゅうし国内こくないで製造せいぞうする「ライセンス生産せいさん」の装備そうび品ひんについて、ライセンス元もとの国くにに輸出ゆしゅつすることを全般ぜんぱん的てきに可能かのうとしました。

これに基もとづき政府せいふは、地ち対空たいくうミサイルシステム「パトリオット」と呼よばれる、主おもに航空こうくう機きや巡航じゅんこうミサイルを迎撃げいげきする「PAC2」と、主おもに弾道だんどうミサイルを迎撃げいげきする「PAC3」をライセンス元もとのアメリカに輸出ゆしゅつすることを決きめました。

防衛ぼうえい省しょうによりますと、アメリカ側がわが、ウクライナへの支援しえんによって自国じこくの迎撃げいげきミサイルが不足ふそくしているとして要請ようせいしてきたもので、企業きぎょうに新あらたに製造せいぞうを依頼いらいした場合ばあい、輸出ゆしゅつまでに数すう年ねんかかるため、「PAC2」を中心ちゅうしんに、自衛隊じえいたいが保有ほゆうしているものを輸出ゆしゅつすることにしています。