27
日のニューヨークの
金融市場では
アメリカで
来年、
早期に
利下げが
行われるとの
見方を
背景に
長期金利が
低下したことを
受けて
円相場が
一時、1ドル=141
円台半ばまで
値上がりした
ほか、ダウ
平均株価が
史上最高値を
更新しました。
27日のニューヨーク外国為替市場ではアメリカで来年、早期に利下げが行われるとの見方を背景にアメリカの長期金利がおよそ5か月ぶりに一時、3.7%台まで低下したことを受けて日米の金利差の縮小が意識されて円を買ってドルを売る動きが強まりました。
このため、円相場は一時、1ドル=141円台半ばまで値上がりしました。
ニューヨーク株式市場では景気の先行きへの楽観的な見方から買い注文が増え、ダウ平均株価の終値は前日に比べて111ドル19セント高い3万7656ドル52セントと史上最高値を更新しました。
市場関係者は「長期金利の低下に加えて、来年、早期に利下げが行われればアメリカの景気の後退は避けられるのではないかとの楽観的な見方が株価上昇につながっている」と話しています。