Báo tiếng Nhật: 志賀原発外部電源が一部使えない状況続く復旧の進め方検討

志賀しが原発げんぱつ外部がいぶ電源でんげんが一部いちぶ使つかえない状況じょうきょう続つづく復旧ふっきゅうの進め方すすめかた検討けんとう

Jan 2, 2024 13:01

Furigana

北陸ほくりく電力でんりょくによりますと、1日にちに震度しんど7の揺ゆれを観測かんそくした石川いしかわ県けん志賀しか町まちにある志賀しか原子力げんしりょく発電はつでん所しょでは、外部がいぶから電気でんきを受うける系統けいとうが現在げんざいも一部いちぶ使つかえない状況じょうきょうが続つづいています。ほかの系統けいとうで電気でんきを受うけるなどして安全あんぜん上じょう重要じゅうような機器ききの電源でんげんは確保かくほされているということで、北陸電力ほくりくでんりょくが復旧ふっきゅうの進め方すすめかたを検討けんとうしてます。

志賀しが原発げんぱつでは、1号機ごうきと2号機ごうきがいずれも長期ちょうき間かん運転うんてんを停止ていししていますが、2日にちに記者きしゃ会見かいけんした北陸ほくりく電力でんりょくによりますと1日にち午後ごご4時じ10分ふんごろの地震じしんでは、1号機ごうきの原子げんし炉ろ建屋たきのや地下ちか2階かいで震度しんど5強きょう相当そうとうの揺ゆれを観測かんそくしたと発表はっぴょうしました。

揺ゆれの大おおきさを示しめす加速度かそくどは水平すいへい方向ほうこうで336.4ガル、鉛直えんちょく方向ほうこうで329.9ガルで、それぞれ東京とうきょう電力でんりょく福島ふくしま第だい一いち原発げんぱつの事故じこの前まえに想定そうていしていた水平すいへい方向ほうこうで最大さいだい600ガル、鉛直えんちょく方向ほうこうで最大さいだい405ガルを下回したまわっていました。

地震じしんによる影響えいきょうで、1号機ごうきと2号機ごうきで外部がいぶから電気でんきを受うけるために使つかわれている変圧へんあつ器きあわせて2台だいで、配管はいかんが壊こわれて絶縁ぜつえんや冷却れいきゃくのための油あぶらが漏もれ出だしたということです。

漏もれた油あぶらの量りょうは1号機ごうき側がわが3600リットル、2号機ごうき側がわで3500リットルに上のぼるということで、これらの変圧へんあつ器きを使つかう系統けいとうでは、現在げんざいも、電気でんきが受うけられない状況じょうきょうが続つづいています。

1号機ごうき、2号機ごうきともにほかの系統けいとうを使つかって外部がいぶからの電気でんきを受うけているほか、非ひ常用じょうようのディーゼル発電はつでん機きも7日にち分ぶんの燃料ねんりょうが確保かくほされているということで、安全あんぜん上じょう重要じゅうような機器ききの電源でんげんは確保かくほされていて、核かく燃料ねんりょうを貯蔵ちょぞうしている使用しよう済ずみ燃料ねんりょうプールの冷却れいきゃくにも問題もんだいはないということです。北陸電力ほくりくでんりょくが復旧ふっきゅうの進め方すすめかたを検討けんとうしてます。