今後の運航状況についてお伝えします。
《日本航空》2日 事故後の羽田空港発着 全便欠航
日本航空によりますと、事故のあと2日に羽田空港を発着する便はすべて欠航が決まったということです。
《全日空 》2日 事故後の羽田空港発着 国内線計110便が欠航
全日空はこの事故の影響で羽田空港を発着する国内線合わせて110便の欠航を決めました。
このうち、羽田空港に到着予定だった9便は出発地の空港へ戻ったということです。
このほか、成田空港や中部国際空港など別の空港に到着先を変更した便が9便あるということです。
一方、国際線の運航は今後の滑走路の状況をみて可否を判断するとしています。
21:30 事故のあったC滑走路のぞき閉鎖解除
国土交通省よりますと、事故のあと午後6時から閉鎖されていた羽田空港の滑走路は事故のあったC滑走路をのぞいて午後9時半に閉鎖が解除されたということです。
国交省が会見「再開も運航への影響ないとは言い切れない」
国土交通省の担当者は「さきほどA滑走路、B滑走路、D滑走路の3本の滑走路の運航が再開されたが、1本滑走路が閉鎖された状況になるので、できる限りの離発着ができるよう努めていく。運航への影響はないとは言い切れない」と話しています。
国土交通省航空局の平岡局長は、事故が起きたC滑走路の状況について「基本的には現場確認がこのあと運輸安全委員会なり、捜査機関で行われることになるのでそのままにしてある。実際にはその後、安全点検などを行って安全上支障がないと確認された段階で再開という形になるだろう。現時点でメドは立っておらず、何も決まっていない」と話していました。
福岡空港の羽田便 26便欠航(19:30)
国土交通省福岡空港事務所によりますと、この事故の影響で午後7時半の時点で福岡空港と羽田空港を結ぶ便のうち、▽日本航空、▽全日空、▽スカイマーク、▽スターフライヤーのあわせて26便が欠航を決めているということです。