この土砂崩れで、80
代の
男性と70
代の
妻の2
人と
連絡が
取れなくなっていて、
元日の1
日も
警察と
消防、
それに
自衛隊などが
およそ200
人態勢で
捜索を
続けています。
朝から断続的に雨が降るなか、大型の重機で土砂を取り除いたり、がれきを撤去したりする作業が進められ、高齢の夫婦が住んでいた住宅付近を中心に捜索にあたっていました。
一方、土砂崩れで避難指示が出された現場周辺の住民たちは、親戚の家や市が用意した避難所代わりのホテルなどで年を越したということです。
気象台によりますと鶴岡市を含む庄内地方では1日夜から2日にかけてふぶきとなり、数センチの降雪が予想されていて、厳しい状況の中で捜索が続けられています。
現場近くの寺 地元の人たちが高齢夫婦の無事願う
鶴岡市西目の
土砂崩れの
現場に
近い「
東源寺」では、
新年の
行事が
行われ、
川妻裕幸住職が
祈とうを
行ったあと「あと
少しで
新年というところで
土砂災害があった。2
人と
連絡がとれない
中で
元旦を
迎えることになり
早く
発見されてほしいと
思う。みなさんが
過ごしやすい
生活が
送れるようにもどってほしい」とあいさつしました。
参加した地元の男性は「きのうの災害があり、ふだんとは違う、元旦になった。連絡がとれなくなって24時間経過したため、とても心配だ」と話していました。
また、被災した地区の安倍長一自治会長は「『あけましておめでとう』と言える雰囲気ではない。この雨の中での捜索になるが早く見つかってほしい」と話していました。