日本新聞: 勤務シフトを自動作成量子コンピューター関連技術実用化へ

勤務きんむシフトを自動じどう作成さくせい量子りょうしコンピューター関連かんれん技術ぎじゅつ実用じつよう化かへ

Jan 3, 2023 15:01

Furigana

次世代じせだいの技術ぎじゅつとして期待きたいされる量子りょうしコンピューターの研究けんきゅうとあわせて、関連かんれん技術ぎじゅつを活用かつようする動うごきが始はじまっています。複雑ふくざつな勤務きんむシフトを自動じどうで作成さくせいするシステムなど新あらたなサービスの実用じつよう化かが進すすみそうです。

量子りょうしコンピューターはスーパーコンピューターで1万まん年ねんかかる計算けいさんを数すう分ふんで行おこなう能力のうりょくがあるとされ、各社かくしゃが研究けんきゅうを進すすめていますが、その過程かていで生うまれた関連かんれん技術ぎじゅつの活用かつようも始はじまっています。

このうち、日立ひたち製作せいさく所しょは量子りょうしコンピューターに使つかわれる高度こうどな計算けいさん方法ほうほうを応用おうようし、100人にんを超こえる従業じゅうぎょう員いんの勤務きんむシフトを自動じどうで作成さくせいできるシステムを開発かいはつしました。

個人こじんで異ことなる休やすみの希望きぼうや勤務きんむ時間じかん、時間じかん帯たいごとに必要ひつような人数にんずうなどを入力にゅうりょくするとシフトが自動じどうで作成さくせいされ、人ひとの場合ばあいは11時間じかん以上いじょうかかった時間じかんを半分はんぶん以下いかに短縮たんしゅくできるとしています。来年らいねん度ど以降いこうの実用じつよう化かを目指めざしています。