成人の日を
前に
観光バス会社が
独自の「
二十歳を
祝う会」を
開き、
入社後、
新型コロナの
影響を
受けてきたバス
ガイドたちが
気持ちを
新たにしていました。
東京 大田区の観光バス会社では、60年ほど前から仕事で地元の成人式に参加できないバスガイドのため、独自に式を行っていて、成人年齢が18歳に引き下げられたことを受け、ことしは「二十歳を祝う会」として開催しました。
参加したバスガイドは、新型コロナで観光需要が激減し、採用が例年の3分の1程度に絞られた年に入社した3人で、1年にわたって休業やアパレル業界への出向などを余儀なくされてきました。
去年6月から、ようやくバスガイドとしての仕事を始められたということで、6日は振り袖に身を包み、ふだん乗務している観光バスの前で記念撮影を行っていました。
このあと、
先輩バスガイドの
先導で
近くの
神社に
移動し、
参拝のあと「
笑顔で
元気よく」
などと
記した
絵馬を
奉納し、
気持ちを
新たにしていました。
大分市出身の緒方朱里さんは「出向など予想外のこともあり、つらい時もありましたが、修学旅行で出会った憧れのガイドさんを思い出し、いつも目標を忘れずに過ごしてきました。大人の自覚を持って、お客様に感動を与えられるガイドになりたいです」と話していました。