高野連=
日本高校野球連盟などは、
毎年1
月に
開かれるセンバツ
高校野球の
選考委員会で、
大会への
出場が
決まった
学校への
電話連絡を、ことしは
行わないことを
決めました。
センバツ高校野球では、毎年1月に出場校を決める選考委員会が開かれ、大会本部が出場が決まった学校の校長などに電話をかけて、出場の承諾を確認していました。
高野連などは13日、大阪市で大会の運営委員会を開き、ことしは学校への電話連絡を行わないことを決めました。
各都道府県の高野連から推薦を受けた候補校については、事前に出場の承諾を得ていることに加え、数年前から高野連とともに大会を主催する毎日新聞などがインターネットで選考委員会を中継し、学校関係者や選手たちにも見てもらえているためだということです。
センバツ高校野球では、電話で吉報を受けた校長が喜ぶ様子などが、高校野球の春の訪れを知らせる風物詩となっていました。
このほか、13日の運営委員会では新型コロナウイルスの影響で、ここ2年、オンライン形式で行っていた組み合わせ抽せんについて、出場校のキャプテンなどが集まって行うことや、規模を縮小してきた開会式もすべての学校の選手が入場行進できるように準備を進めていくことを確認しました。
また、ことしから高校野球の未来を担う子どもたちが気軽に試合を観戦できるよう、これまで一般の700円しか料金の設定がなかった外野席のチケットについて、新たに4歳から小学生まで100円で販売することを決めました。