일본어 뉴스: 備蓄米の流通円滑化に向けた改善策を公表農林水産省

備蓄びちく米まいの流通りゅうつう円滑えんかつ化かに向むけた改善かいぜん策さくを公表こうひょう農林水産省のうりんすいさんしょう

N2 May 16, 2025 10:05 62

Furigana 번역

放出ほうしゅつされた備蓄びちく米まいが十分じゅうぶんに行き渡いきわたっていないといった声こえが上あがっていることを受うけて、農林水産省のうりんすいさんしょうは、16日にち、流通りゅうつうの円滑えんかつ化かに向むけた改善かいぜん策さくを正式せいしきに公表こうひょうしました。売り渡うりわたした備蓄びちく米まいと同おなじ量りょうを買い戻かいもどす期限きげんをこれまでの「原則げんそく1年ねん以内いない」から「原則げんそく5年ねん以内いない」に延長えんちょうすることなどが柱はしらで、買い戻かいもどしに対にたいする不安ふあんを和やわらげ、備蓄びちく米まいが行き渡いきわたりやすくするねらいがあります。

備蓄びちく米まいの流通りゅうつうの円滑えんかつ化かに向むけた改善かいぜん策さくは江藤えとう農林のうりん水産すいさん大臣だいじんが、16日にちの閣議かくぎのあとの会見かいけんで公表こうひょうしました。

この中なかでは、政府せいふが備蓄びちく米まいを売り渡うりわたした業者ぎょうしゃから同おなじ量りょうを買い戻かいもどす期限きげんについて、これまでの「原則げんそく1年ねん以内いない」から「原則げんそく5年ねん以内いない」に延長えんちょうした上うえで、需給じゅきゅう環境かんきょうの大おおきな変化へんかがなければことし収穫しゅうかくされるコメは買い戻かいもどしの対象たいしょうとしない計画けいかくです。

期限きげんを延長えんちょうすることで、業者ぎょうしゃが抱かかえる買い戻かいもどしのコメを確保かくほできるかという不安ふあんを和やわらげ、備蓄びちく米まいが行き渡いきわたりやすくするねらいがあります。

また、政府せいふが買い戻かいもどす分ぶんだけ、さきざきのコメが品薄しなうすになる警戒けいかい感かんを緩和かんわし、価格かかくの安定あんていにつなげるねらいもあります。

このほか、改善かいぜん策さくでは、今月こんげつから7月つきまでの3か月かげつ間かん、毎月まいつき10万まんトンずつ備蓄びちく米まいを放出ほうしゅつする計画けいかくで、スーパーやコメの販売はんばい店てんなど、すでに流通りゅうつう先さきが決きまっている業者ぎょうしゃに対にたいしては、優先ゆうせん的てきに売り渡うりわたす枠わくも設もうけることにしています。

江藤えとう農相のうしょう“期待きたいするような価格かかく・スピード感かんで”

「スピーディーに、より広範こうはんに備蓄びちく米まいがある状況じょうきょうを作つくるためにはどうしたらいいか検討けんとうして決きめた。

買い戻かいもどしの期限きげんが5年ねんという長ながいスパンになれば不安ふあんは払拭ふっしょくされ、これから先さき、毎月まいつき10万まんトン出でるということが保証ほしょうされれば全体ぜんたいの数量すうりょうの見通みとおしが立たつので端境期はざかいきに向むけてコメの品薄しなうす感かんは解消かいしょうされると思おもっている。