韓国国防省は、
アメリカの
原子力空母も
参加した
日米韓3
か国の
共同訓練を3
日から
実施すると
発表し、
日本を
含めた
安全保障協力を
強化する
立場を
強調しています。
韓国国防省によりますと、訓練は韓国南部のチェジュ(済州)島沖の公海上で3日と4日に実施され、アメリカ海軍の原子力空母「ニミッツ」のほか、海上自衛隊と韓国海軍の艦艇が参加するということです。
去年9月以来となる日米韓による海中の潜水艦に対応する訓練が行われ、韓国国防省は「北のSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルなどの脅威に対する日米韓の能力を向上させる機会となる」としています。
また、韓国国防省は3か国による安全保障協力を正常化させる一環だとして、2016年以来となる日米韓による救難訓練も、今回の訓練で再開されるとしています。
米韓両軍は、原子力空母を投入した海上での共同訓練を先月27日に実施して報道機関に公開したばかりで、日本を含めた訓練の実施で3か国による安全保障協力を強化する立場を強調しています。