人気アイドル
グループ「NEWS」の
メンバーで
作家としても
活動する
加藤シゲアキ
さんが、
高校生を
主人公にした
小説「オルタネート」で
吉川英治文学新人賞に
選ばれました。
吉川英治文学新人賞は「
吉川英治賞」の
うち、
最も将来性のある
新人作家に
贈られる
賞で、2
日行われた
選考会で、
加藤シゲアキ
さんの「オルタネート」と、
武田綾乃さんの「
愛されなくても
別に」が
選ばれました。
このうち加藤さんは、人気アイドルグループ「NEWS」のメンバーとして活躍するかたわら、平成24年に作家デビューし、その後、サスペンスやSFなど幅広いテーマの作品をコンスタントに発表しています。
受賞作の「オルタネート」は、高校生を主人公にした青春群像劇で、趣味や遺伝子情報などをもとに、友人や恋人を探す高校生限定のマッチングアプリをめぐって、若者たちが悩み、成長していく姿が描かれています。
この作品は、直木賞の候補にも選ばれ、ことし1月の選考会では、受賞はならなかったものの、選考委員の中で高く評価する声が出ていました。