일본어 뉴스: 大谷翔平 5部門で「100」到達二刀流やり遂げた2021年シーズン

大谷おおや翔しょう平たいら 5部門ぶもんで「100」到達とうたつ二刀流にとうりゅうやり遂やりとげた2021年ねんシーズン

Oct 4, 2021 12:10

Furigana

大谷おおや選手せんしゅは今こんシーズン、現代げんだい野球やきゅうでは例れいのない二刀流にとうりゅうをやり遂やりとげて最終さいしゅう戦せんで100打点だてんに到達とうたつし、奪だつ三振さんしんや打点だてんなど投打とうだの5部門ぶもんで100の大台おおだいに乗のせる史上しじょう初はつの快挙かいきょを達成たっせいして、偉業いぎょうの連続れんぞくとなった歴史れきし的てきなシーズンを終おえました。

大リーグだいり-ぐ史上しじょう6人にん目め「ホームラン45本ほん 25盗塁とうるい」

大谷おおや選手せんしゅは大リーグだいり-ぐ4年ねん目めの今こんシーズン、バッターとしては持ち味もちあじだった長打ちょうだ力りょくを開花かいかさせ、自己じこ最多さいただった1年ねん目めの22本ほんを大おおきく更新こうしんする46本ほんのホームランを打うちました。

60試合しあいに短縮たんしゅくされた昨さくシーズンは、前まえの年としに手術しゅじゅつした左ひだりひざのけがの影響えいきょうもあって打率だりつ1割わり9分ふん、ホームラン7本ほんと極度きょくどの不振ふしんに苦くるしみましたが、ひざの不安ふあんがなくなった今こんシーズンは、軸じく足あしとなる左足ひだりあしに体重たいじゅうを乗のせた力強ちからづよいスイングが戻もどりました。

ホームランだけでなく、スリーベースヒットがリーグトップの8本ほんを数かぞえるなど走はし力ちからでもトップクラスの実力じつりょくを見みせ、大リーグだいり-ぐ史上しじょう6人にん目めの「ホームラン45本ほん、25盗塁とうるい」を達成たっせいしました。

進化しんかした“二刀流にとうりゅう” 投打とうだ5部門ぶもんで100の大台おおだい

ピッチャーとしては4月つきに3年ねんぶりの勝かち投手とうしゅになり、基本きほん的てきに中ちゅう6日にちで投なげて初はじめて1年間ねんかん、先発せんぱつローテーションを守まもり、いずれも大リーグだいり-ぐでは自己じこ最多さいたの9勝しょう、156個この三振さんしんを奪うばうなど右みぎひじのけがからの復活ふっかつを強つよく印象いんしょうづけました。

登板とうばんの際さいは、ほとんどの試合しあいで指名しめい打者だしゃ制せいを解除かいじょして打席だせきに立たつだけでなく、マウンドを降おりたあと外野がいやの守備しゅびにつくこともあったほか、登板とうばん前日ぜんじつと翌日よくじつの試合しあいもバッターとして出場しゅつじょうし、二刀流にとうりゅうはさらに進化しんかを遂とげました。

「真夏まなつの祭典さいてん」と言いわれる7月つきのオールスターゲームでは、大谷おおや選手せんしゅのために特別とくべつルールが設もうけられ、史上しじょう初はじめて先発せんぱつピッチャーを務つとめながら1番ばん指名しめい打者だしゃで出場しゅつじょうし、ホームランダービーで観客かんきゃくを沸わかせた翌日よくじつに勝かち投手とうしゅとなり、話題わだいを独占どくせんしました。

ベーブ・ルース以来いらい、103年ねんぶりの「2桁けた勝利しょうり、2桁けたホームラン」にはあと1勝しょう、届とどきませんでしたが、現代げんだい野球やきゅうでは例れいのない二刀流にとうりゅうをやり遂やりとげてルースも達成たっせいしていない「ヒット・打点だてん・得点とくてん・投球とうきゅう回かい・奪だつ三振さんしん」の投打とうだ5部門ぶもんで100の大台おおだいに乗のせるなど偉業いぎょうの連続れんぞくとなった歴史れきし的てきなシーズンを終おえました。

獲得かくとくしたタイトルはなくても、投なげては160キロ超こえ、打うっては140メートルを超こえるホームラン、そしてトップクラスの俊足しゅんそくといったプレーのパフォーマンスそのものは「ルースを超こえている」という評価ひょうかもあり、アメリカンリーグのMVP＝最優秀さいゆうしゅう選手せんしゅの受賞じゅしょうが有力ゆうりょく視しされています。