画面奥側、左から右にかかっているのが水管橋です。
崩落の瞬間、中央部の水道管の一部が真下の川に落ちていくのが分かります。
続けて、上部のアーチ部分も折り畳まれるように落下しました。
わずか数秒の出来事だと見られます。
映像には、崩落の前、数分間の映像もありますが水管橋には特に異変は見られません。
カメラの機能上、崩落の正確な時間は分かりませんが、国土交通省によりますと、3日の午後3時台の後半と見られるということです。
3日午後4時ごろ、和歌山市の「紀の川」にかかる「水管橋」と呼ばれる送水用の橋の一部が崩落しました。
橋は長さ500メートル余りで直径90センチほどの水道管が2本通っていて、「紀の川」の南側にある浄水場から北側に水道水を送る唯一の供給路のため、和歌山市の北部で、市内の4割近くにあたるおよそ6万戸が断水しています。
断水した地域では、4日朝から人工透析の患者を受け入れている病院や、小学校で給水車による給水が行われています。
市によりますと橋は昭和50年に設置され、平成27年から翌年にかけて落下を防止する耐震補強の工事が行われたほか、先月までの月1度の目視点検で異常は見られず、今のところ原因はわかっていないということです。
市は応急的な復旧の方法として、落下した橋を架け直して水を送るか、水道管を隣の橋にう回して送水する方法の2つを検討しているということで、4日夜中にも復旧工事の方針を決めることにしています。
画面奥側、左から右にかかっているのが水管橋です。
崩落の瞬間、中央部の水道管の一部が真下の川に落ちていくのが分かります。
続けて、上部のアーチ部分も折り畳まれるように落下しました。
わずか数秒の出来事だと見られます。
映像には、崩落の前、数分間の映像もありますが水管橋には特に異変は見られません。
カメラの機能上、崩落の正確な時間は分かりませんが、国土交通省によりますと、3日の午後3時台の後半と見られるということです。