オンラインで取材に応じた渡辺久信ゼネラルマネージャーは「2人とも優勝した年の戦力として、すごく頑張ってくれて感謝しているが、話し合いの結果、来季の構想から外れた」と話していました。
榎田投手は「皆すごくコミュニケーションを取ってくれて、本当に感謝している。こういう環境が僕をもう一度活躍させてくれ、自分を出させてくれたと思う。2018年に登板した阪神戦で、藤浪投手と投げ合えたことや、同郷の先輩の福留さんや鳥谷さんと対戦できたことは、自分の勝ちより印象に残っている。復帰して今は感じよく投げることができていますし、もっと良くなると思う」としています。 小川投手は「2018年9月に優勝争いをしていたソフトバンクを相手に投げ、ファンの皆さまから大きな拍手をいただけたのが本当にうれしかった。3年半という短い間ではありましたが、ファンの皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。体も元気ですし、投げている感じもいいので、また違う球団でチャンスをいただけるとしたら引き続き応援してほしい」としています。
両投手とも現役続行を希望
35歳の榎田投手は、社会人野球の東京ガスから平成23年にドラフト1位で阪神に入団した左ピッチャーで、西武にトレードで移籍した3年前の平成30年に先発ローテーションに入って初めてのふた桁となる11勝をマークして、リーグ優勝に貢献しました。
今シーズンは、5月に2軍の試合で打球が左手に当たって骨折し、手術を受けました。
その後、実戦に復帰しましたが、プロ11年目で初めて1軍での登板がありませんでした。
通算成績は29勝25敗3セーブで、60ホールド、防御率4.16です。










