Báo tiếng Nhật: 羽生結弦「4回転半ジャンプしっかり決めたい」

フィギュアスケートの羽生はぶ結ゆい弦つる選手せんしゅが、グランプリシリーズの開幕かいまくを前まえにNHKの取材しゅざいに応おうじ、北京ぺきんオリンピックを控ひかえた今こんシーズンの目標もくひょうについて「4回転かいてん半はんジャンプをしっかりと決きめ、自分じぶんが目指めざす理想りそうの形かたちを試合しあいで出だしたい」と意気込いきごみを話はなしました。

オリンピック2連覇れんぱの羽生はぶ選手せんしゅは昨さくシーズン、新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうでグランプリシリーズを欠場けつじょうし、世界せかい選手権せんしゅけんは3位いでした。

今こんシーズンのグランプリシリーズが22日にち開幕かいまくのアメリカ大会たいかいから始はじまるのを前まえに羽生はぶ選手せんしゅがオンラインでNHKの取材しゅざいに応おうじました。

この中なかで羽生はぶ選手せんしゅは、北京ぺきんオリンピックを控ひかえた今こんシーズンの目標もくひょうについて「4回転かいてん半はんジャンプをしっかりと決きめたい。ショートプログラム、フリーともに自分じぶんが目指めざす理想りそうの形かたちを試合しあいで出だしたい」とかねてから掲かかげていた4回転かいてん半はんジャンプ、4回転かいてんアクセルの達成たっせいを目標もくひょうとする考かんがえを示しめしました。

そのうえで、4回転かいてん半はんジャンプの練習れんしゅうの状況じょうきょうについて「ずっと練習れんしゅうをしてきたけれど、去年きょねんとは比べ物くらべものにならないくらい、きちんと成功せいこうさせるための練習れんしゅうができているかなと思おもう。完全かんぜんな手応てごたえがあるわけではないが、目指めざすべき形かたちや、やるべきことが完全かんぜんにまとまってきた感かんじはするので、もうちょっとかなと思おもう」と手応てごたえを話はなしました。

そして、今こんシーズン最初さいしょの大会たいかいとなる来月らいげつのNHK杯はいに向むけて「率直そっちょくに4回転かいてん半はんを決きめたい。そのうえで、プログラムで表現ひょうげんしたいことや見みて下くださってる方ほうに何なにかを感じ取かんじとってもらえるような演技えんぎがしたい」と話はなしていました。

“4回転かいてん半はん”過去かこにもたびたび言及げんきゅう

羽生はぶ選手せんしゅがこだわる4回転かいてん半はんジャンプ（4回転かいてんアクセル）。

自身じしんで”王様おうさまのジャンプ”と形容けいようし、これまでさまざまな場面ばめんで言及げんきゅうしてきました。

NHKが過去かこに伝つたえてきた、4回転かいてん半はんジャンプをめぐる羽生はぶ選手せんしゅの意気込いきごみや思おもいをまとめました。

2017年ねん10月つき22日にち「将来しょうらい的てきにやりたい」

2位いになったグランプリシリーズロシア大会たいかいから、一夜いちや明あけた記者きしゃ会見かいけんの場ばで、羽生はぶ選手せんしゅは「将来しょうらい的てきにはアクセルをやりたいと思おもっている」と世界せかいで誰だれも跳とんでいない4回転かいてん半はんジャンプに挑いどむ考かんがえを示しめしました。

一方いっぽうで「さすがにピョンチャンオリンピックの前まえは厳きびしいと思おもう。足首あしくびへの負担ふたんが大おおきいジャンプなので練習れんしゅうしている段階だんかいにも入はいってない」と述のべ、次つぎの年としに控ひかえたピョンチャンオリンピック後ごに試合しあいで挑いどんでいくことになるという考かんがえを示しめしました。

2018年ねん2月つき18日にち「モチベーションは4回転かいてん半はんだけ」

ピョンチャンオリンピックのフィギュアスケート男子だんしシングルで、2大会たいかい連続れんぞくで金メダルきんめだるを獲得かくとくした羽生はぶ選手せんしゅ。

一夜いちや明あけての記者きしゃ会見かいけんでは、金メダルきんめだるの喜よろこびを語かたるとともに、今後こんごも競技きょうぎを続つづける考かんがえを示しめしました。

4回転かいてん半はんジャンプについては「アクセルは王様おうさまのジャンプで、4回転かいてんアクセルを目指めざしたい。モチベーションは4回転かいてんアクセルだけ」と決意けついを話はなしました。

2018年ねん2月つき27日にち 4回転かいてん半はんジャンプの難むずかしさを問とわれ…

帰国きこく後ご、日本にっぽん外国がいこく特派とくは員いん協会きょうかいでの会見かいけんに臨のぞんだ羽生はぶ選手せんしゅは、報道陣ほうどうじんから4回転かいてん半はんジャンプについて問とわれ「アクセルジャンプは遠心えんしん力りょくをかけづらいジャンプです。練習れんしゅうしている選手せんしゅも少すくないと思おもいます。初はじめの1人にんになれなくても夢ゆめである4回転かいてん半はんジャンプを成功せいこうさせたいです」と語かたりました。

この時とき、羽生はぶ選手せんしゅは立ち上たちあがってジャンプの入はいり方かたや降おり方かたなどを実演じつえんし、その難むずかしさを「2回転かいてんしながら4重じゅう跳とびをする感かんじ」などと説明せつめいしていました。

2018年ねん11月つき4日にち「いまは練習れんしゅうしていない」

優勝ゆうしょうしたグランプリシリーズフィンランド大会たいかいのあと、シーズンの目標もくひょうの1つに掲かかげていた4回転かいてん半はんジャンプについて「いまは練習れんしゅうしていない。9月つきの大会たいかいでジャンプに失敗しっぱいが出でて、こんなにも技術ぎじゅつが足たりないということを突つきつけられた。また、4回転かいてんアクセルを成功せいこうさせることではなくて、試合しあいで満足まんぞくいく演技えんぎをして勝かったときの喜よろこびを感かんじたいという気持きもちの方ほうが強つよかった。4回転かいてんアクセルの練習れんしゅうは、12月つきの全ぜん日本にっぽん選手権せんしゅけんが終おわってからになると思おもう」と話はなしました。

2019年ねん4月つき20日にち「公式こうしきの試合しあいでキレイに決きめることが夢ゆめ」

地元じもとの仙台せんだい市しで開ひらかれた記者きしゃ会見かいけんで、次つぎのシーズンの目標もくひょうについて問とわれ「今後こんご、4回転かいてんアクセルに挑戦ちょうせんし、新あらたな武器ぶきを加くわえたうえで“令りょう和わ”のシーズンを頑張がんばりたい。今いまは、4回転かいてんアクセルを公式こうしきの試合しあいでキレイに決きめることが夢ゆめだ」と話はなしました。

2019年ねん12月つき8日にち「完成かんせいさせられるものにしたい」

2位いになったグランプリファイナル。競技きょうぎから一夜いちや明あけ、報道陣ほうどうじんの取材しゅざいに応おうじました。

この中なかで羽生はぶ選手せんしゅは、大会たいかい中ちゅうの練習れんしゅうで世界せかいで誰だれも成し遂なしとげていない4回転かいてんアクセルに挑戦ちょうせんしたことについて「完成かんせいさせられるものにしたいという気持きもちは強つよい」と今後こんごの習得しゅうとくへ、改あらためて意欲いよくを示しめしました。

2021年ねん3月つき26日にち「すごく近ちかづいてきている」

世界せかい選手権せんしゅけん、男子だんしシングル前半ぜんはんのショートプログラムのあと羽生はぶ選手せんしゅは、世界せかいで誰だれも成功せいこうしていない4回転かいてんアクセルを今いま大会たいかいで取り入とりいれようと検討けんとうしていたことを明あかしたうえで「プログラムに入いれられなかったのはつらかったが、すごく近ちかづいてきている。ギリギリまで取り入とりいれるか粘ねばったが、こちらに出発しゅっぱつする3日にち前まえにくらいに組み込くみこまないことを決断けつだんした」と振り返ふりかえりました。

翌よく27日にちの後半こうはんのフリーのあとには、4回転かいてん半はんジャンプの習得しゅうとくについて「この試合しあいに向むけて、かなり練習れんしゅうをしてきた。着ちゃく氷こおりしているわけではないが、今いままでの中なかでいちばん、4回転かいてん半はんというジャンプらしくなってきたものが、けっこうあったので、来らいシーズンに向むけてしっかり練習れんしゅうしたい。早はやく4回転かいてん半はんを練習れんしゅうして誰だれよりも早はやく4回転かいてん半はんを公式こうしき戦せんで決きめる人間にんげんになりたい」と話はなしました。

2021年ねん7月つき９きゅう日にち「必かならず今こんシーズンで決きめる」

横浜よこはま市しで開ひらかれたアイスショーに出演しゅつえんしたあと「このアイスショーに焦点しょうてんを絞しぼって練習れんしゅうしなくてはいけないと思おもい、そこまで練習れんしゅうはできていない。体からだのダメージだとか昨さくシーズン頑張がんばってきた体からだをいたわりつつ、アクセルの基礎きその練習れんしゅうなど一いちから4回転かいてん半はんに向むけて作り直つくりなおす作業さぎょうをしっかりできたらいい。これからシーズンに向むけて本格ほんかく的てきに練習れんしゅうしていきたい」と話はなしました。

そして来年らいねん2月つきの北京ぺきんオリンピックに向むけては「ピョンチャンオリンピックのシーズンのように絶対ぜったいに金メダルきんめだるをとりたいという気持きもちは特とくにない。ただ、必かならず今こんシーズンで4回転かいてん半はんを決きめるんだという強つよい意志いしはある。しっかりとその意志いしを、決意けついを持もって今こんシーズン挑いどみたい」と4回転かいてん半はんジャンプが最大さいだいの目標もくひょうであることを強調きょうちょうしました。