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種目めの
平行棒も、
手足の
先まで
伸びた
美しい演技で15
点台の
高得点を
マークし、
残り1
種目を
残して
中国の
張博恒選手に
続き、2
位につけました。
橋本選手は最後の種目、得意の鉄棒でG難度の「カッシーナ」など手放し技を次々と決め、着地がやや乱れたものの15.133の高得点をマークしました。
しかし、6種目の合計87.964は、優勝した張選手に、わずか0.017及ばず、橋本選手は2位で、東京オリンピックに続く金メダルはなりませんでした。
銅メダルはウクライナのイリア・コフトゥン選手でした。
橋本「自分はまだ弱い」
東京オリンピックに
続く個人総合の
金メダルをねらった
橋本大輝選手は「
点数を
見る前から
中国の
張博恒選手が
優勝だと
思っていた
し、
悔いはほとんどない。
自信を
持って
臨めたが、オリンピックと
比べると、
自分の
調整力のなさに
気付いた
し、
そこが
いちばん足りないと
思った。
内村航平選手のすごさを
感じた
し、
自分は
まだ弱い」と、わずかな
差で
敗れた
試合を
淡々と
振り返りました。
22日の演技については「あん馬の失敗は悔しいが、そこからの4種目は今できる最大限の演技ができたと思う。ただ、張選手は、着地や動きの精度も高く、そういうところに負けたのだと思う。来年に向けてまた頑張る理由ができた」と話していました。
そして、23日から種目別の決勝で4種目に出場することについて「4種目は相当ハードだが、これだけ決勝に出場できるのはうれしい。日本での開催なので、メダルの色は関係なく自分の演技をしてお客さんに楽しんでほしいし、少しでも体操に興味を持ってもらえるように頑張りたい」と話していました。