東京オリンピックでは
種目別のゆかで
日本の
女子選手としてオリンピックの
個人種目で
初めてのメダルと
なる銅メダルを
獲得しました。
村上選手は24日までの世界選手権でも、種目別のゆかで金メダル、平均台で銅メダルを獲得しました。
村上選手は引退の理由について「精神的なものもあるし、体もぎりぎりだった。いいときに終わりにしようと思っていた」と話しました。
そして今後について「次のパリオリンピックやロサンゼルス大会でたくさんの日本の女子選手がメダルを獲得できるように裏方で手伝いができればいい」と述べました。
最後の演技で金メダル“この道は間違っていなかった”
自身の
現役最後の
演技となったゆかの
演技で
金メダルを
獲得した
村上選手は「
前の
選手の
採点に
時間がかかり、
待ち時間が
長くなったので、
緊張しないように
客席にいる
家族や
仲間の
顔を
見ていた。
顔を
見ると
感情があふれてウルっときてしまったが、
演技を
しっかりして
最後に
皆さんに
お礼をしようと
思っていた。
最後の
着地が
止められなくて
少し残念だけど、
会場が
手拍子をしてくれて、
盛り上がったのでうれしかった」と
振り返りました。
自身の現役生活については、「競技を始めた頃は、ただ好きで楽しかった。少しずつ成績を残してからは、全国を目指したりオリンピックを目指したりして それからはつらかった。ただ、つらいことを乗り越えないと実力はつかない。たくさんけがもしたし、成績が上がったり下がったりもした。それでもオリンピックや世界選手権でメダルを取ることができ、たくさんの人から声を掛けてもらって、この道は間違っていなかったと思った」と話しました。