米ハワイ州でハイキングしていた12歳の少年が、ボーイスカウトで学んだ経験を生かして、山中で動けなくなったカップルとけがをした飼い犬を救う出来事がありました。
救助に貢献した少年はデービッド・キングさんです。今年8月、母のクリスティーンさんと一緒にカイルアの自宅近くで約24キロのハイキングに出かけて戻る途中、道に迷ったカップルに出会いました。2人は愛犬の「スモーキー」を助けようとしていました。
デービッドさんによると、カップルは水を飲み干し、携帯電話の電源も入らなくなっていました。ピットブルテリア犬のスモーキーは足に裂傷を負って歩けない状態で、カップルが持ち上げて運ぼうとしましたが、スモーキーの体重は約45キロもありました。