日本新聞: フランス犬や猫の店舗での販売禁止へ 2024年から

フランス犬いぬや猫ねこの店舗てんぽでの販売はんばい禁止きんしへ 2024年ねんから

Nov 20, 2021 07:11

Furigana

フランスではペットとして飼かわれている動物どうぶつが捨すてられるのを防ふせぐため、2024年ねんから犬いぬや猫ねこの店舗てんぽでの販売はんばいが禁止きんしされることになりました。

フランス議会ぎかい上院じょういんは18日にち、動物どうぶつの扱あつかいに関にかんする法律ほうりつの改正かいせい案あんを可決かけつしました。

新あらたな法律ほうりつでは2024年ねんからはペットショップなどでの犬いぬや猫ねこの販売はんばいを禁止きんしするとしていて、飼かいたい場合ばあいはブリーダーからの直接ちょくせつ購入こうにゅうや、保護ほご施設しせつからの引き取ひきとりなどに限かぎられることになります。

また、衝動しょうどう買かいによってペットが捨すてられることを防ふせごうと、購入こうにゅうしてから7日間にちかんは解約かいやくを可能かのうとしたうえで、購入こうにゅう者しゃには飼育しいくに関にかんする知識ちしきがあることを証明しょうめいする書類しょるいへの署名しょめいも義務ぎむづけています。

ペットフードの業界ぎょうかい団体だんたいによりますと、フランス国内こくないでペットとして飼かわれている犬いぬと猫ねこはあわせて2200万まん匹ひき近ちかくにのぼりますが、動物どうぶつ保護ほご団体だんたいは毎年まいとし10万まん匹ひきが捨すてられているとしていて、改正かいせい案あんを提案ていあんした議員ぎいんは、「動物どうぶつの福祉ふくしのための歴史れきし的てきな一いち歩ほだ」と歓迎かんげいしました。