ロイター通信などによりますと、アインシュタインがスイスの物理学者ベッソと共同で、「一般相対性理論」へと至る計算式などを書き記した54ページにわたる直筆の原稿がオークションにかけられ、1170万ユーロ、日本円でおよそ15億1500万円で落札されました。原稿は、1915年にアインシュタインがチューリッヒの大学で教えていた時期に書かれたものだということです。
オークション担当者によりますと、1919年以前のアインシュタインによる文書は少ないうえ、天才物理学者としては珍しい「計算ミスをして修正する過程」が記されていて、さらに価値を高めているということです。