일본어 뉴스: 岸田首相 “10万円相当現金容認もクーポン活用の自治体支援”

衆議院しゅうぎいん予算よさん委員いいん会かいでは今年度こんねんどの補正ほせい予算よさん案あんの2日にち目めの質疑しつぎが行おこなわれ、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは18歳さい以下いかへの10万まん円えん相当そうとうの給付きゅうふをめぐり年内ねんないに全額ぜんがく現金げんきんで一括いっかつ給付きゅうふすることを容認ようにんするものの、クーポンの政策せいさく的てきな意義いぎはあるとして活用かつようする自治体じちたいを支援しえんしていく考かんがえを示しめしました。

18歳さい以下いかへの10万まん円えん相当そうとうの給付きゅうふについて全国ぜんこくの自治体じちたいから全額ぜんがく現金げんきんで行おこなうことを認みとめるべきだという声こえが相次あいつぐ中なか、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは13日にちの衆議院しゅうぎいん予算よさん委員いいん会かいで、自治体じちたいの判断はんだんで年内ねんないに全額ぜんがく現金げんきんで一括いっかつ給付きゅうふすることも容認ようにんする考かんがえを示しめしました。

▽立憲りっけん民主みんしゅ党とうの逢坂おうさか代表だいひょう代行だいこうは「今回こんかいの混乱こんらんの原因げんいんは政府せいふがクーポンにこだわりすぎ『クーポンが原則げんそくだ』といったことにあると思おもわないか」とただしました。

岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「クーポンの政策せいさく的てきな意義いぎはある。地域ちいきによってはクーポンのメリットを活用かつようしたいという自治体じちたいもある。そういった工夫くふうも尊重そんちょうできる対応たいおうを国くにとしては考かんがえていくべきではないかと考かんがえる」と述のべました。

また山際やまぎわ経済けいざい再生さいせい担当たんとう大臣だいじんは「10万まん円えん一括いっかつ給付きゅうふがメジャーになったとしても政府せいふの方針ほうしんとしては基本きほん的てきにはクーポンを使つかうことを堅持けんじし、しっかりサポートしていく姿勢しせいを示しめさなくてはいけない」と述のべました。

▽立憲りっけん民主みんしゅ党とうの岡田おかだ元もと外務がいむ大臣だいじんは核兵器かくへいき禁止きんし条約じょうやくの締約ていやく国こく会議かいぎへのオブザーバー参加さんかをめぐり「どうして参加さんかはダメなのか。参加さんかすればおそらく発言はつげん権けんを得えて日本にっぽんの考え方かんがえかたを参加さんか国こくに対にたいして説明せつめいする機会きかいがある。被爆ひばく国こくとして核かくがどういう被害ひがいを及およぼすかということについても説明せつめいの機会きかいがある」と指摘してきしました。

岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「核兵器かくへいき国こくを動うごかさないと現実げんじつは一いち歩ほも動うごかないという厳きびしい現実げんじつに何なん回かいもぶちのめされた苦にがい思い出おもいでがある。アメリカのバイデン大統領だいとうりょうとの信頼しんらい関係かんけいができないうちに参加さんかすると肝心かんじんの信頼しんらい関係かんけいそのものを損そこね、現実げんじつが動うごかないことになってしまうのではないか」と述のべました。

また岸田きしだ総理そうり大臣だいじんはバイデン大統領だいとうりょうとの日にち米べい首脳しゅのう会談かいだんについて「核兵器かくへいきのない世界せかいを目指めざすという観点かんてんから信頼しんらい関係かんけいをしっかりつくるということは目指めざさなければならない」と述のべました。

一方いっぽう、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは、いわゆる文書ぶんしょ交通こうつう費ひをめぐり「一いち日にちしか仕事しごとをしていないのに満額まんがく支払しはらわれるということは国民こくみんの皆みなさんの感覚かんかくからして納得なっとくがいかない、疑問ぎもんに思おもわれるのは当然とうぜんのことではないか。こうした疑問ぎもんに対にたいしてどのようにこたえるか政治せいじ家かとしてともに考かんがえていかなければいけない課題かだいだ」と述のべました。

また岸田きしだ総理そうり大臣だいじんはみずからが代表だいひょうを務つとめる党とう支部しぶが「雇用こよう調整ちょうせい助成じょせい金きん」を受け取うけとり、全額ぜんがく返金へんきんする手続てつづきを始はじめた自民党じみんとうの大岡おおおか環境かんきょう副ふく大臣だいじんについて「引き続ひきつづき国民こくみんの皆みなさんに経緯けいいを説明せつめいし丁寧ていねいな対応たいおうを行おこなってもらいたい。副ふく大臣だいじんとして国民こくみんの信頼しんらい、共感きょうかんのもとに仕事しごとをするよう努力どりょくをしてもらいたいと考かんがえている」と述のべました。

さらに岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは新型しんがたコロナウイルス対策たいさくとして、政府せいふが全国ぜんこくすべての世帯せたいに配布はいふした布ぬのマスクの在庫ざいこが8000万まん枚まい余あまりにのぼっていることについて「有効ゆうこう活用かつようの道みちは引き続ひきつづきしっかり検討けんとうして模索もさくし、保管ほかん料りょうの点てんを踏ふまえて費用ひよう対たい効果こうかの観点かんてんから何なにか道みちはないか検討けんとうさせたい。検証けんしょうすべき、または反省はんせいすべき点てんがあったということはしっかり受け止うけとめなければならず、具体ぐたい的てきにどこで、どう検証けんしょうするかなどを一度いちど考かんがえてみたい」と述のべました。

総理そうり大臣だいじん主催しゅさいの「桜さくらを見みる会かい」をめぐり岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「長年ながねんの慣行かんこうの中なかで行おこなわれ基準きじゅんがあいまいで、招待しょうたい者しゃの数かずも膨ふくれ上あがってしまった。国民こくみんから大変たいへん厳きびしい批判ひはんを招まねいたことは大おおいに反省はんせいすべき点てんで二度にどと起おこしてはならない。少すくなくとも私わたしの内閣ないかくにおいて開催かいさいすることは考かんがえていない」と述のべました。