このため
東日本高速道路は
トンネルの
真上以外の3
地点でボーリング
調査や
採取した
土の
振動実験などを
行ってきました。
その結果、3地点すべてで隙間が確認されたものの数ミリ以上の特異な空洞などはないとしているほか、トンネル工事と同程度の振動を与えた実験でも隙間などは出来なかったとしています。
こうしたことから『掘削工事の振動が地盤を弱めた事実は確認されなかった』などとする見解をまとめたことが、関係者への取材で分かりました。
一方、隙間や地盤の緩みをめぐっては地盤工学の専門家が住民の要望を受けて行った調査結果をことし10月に公表し「亀裂のような隙間が多数確認され、工事の振動によって真上以外の場所でも地盤が緩んだ可能性がある」としています。
東日本高速道路は今週17日と18日に調査結果についての住民説明会を開くことにしています。