Actualités japonaises: 沖縄戦当時の不発弾300発余那覇港沖合の水中で爆破処理

沖縄おきなわ戦せん当時とうじの不発ふはつ弾だん300発はつ余よ那覇なは港こう沖合おきあいの水中すいちゅうで爆破ばくは処理しょり

Dec 14, 2021 12:12

Furigana

沖縄おきなわ県けんの那覇なは港こうで、ことし3月つきから11月つきにかけて見みつかった沖縄おきなわ戦せん当時とうじの不発ふはつ弾だん300発はつ余あまりが14日にちに沖合おきあいの水中すいちゅうで爆破ばくは処理しょりされました。

那覇なは港こうの新港しんこうふ頭ふとう地区ちくでは、しゅんせつ工事こうじなどの過程かていで不発ふはつ弾だんの発見はっけんが相次あいついでいて、ことし3月つきから11月つきにかけては沖縄おきなわ戦せんでアメリカ軍ぐんが使用しようしたとみられる3インチ砲弾ほうだんや小銃しょうじゅう弾だんなどおよそ630発はつが見みつかりました。

那覇なは市しはこれらの不発ふはつ弾だんを2回かいに分わけて処理しょりする予定よていで、1回かい目めの14日にちは319発はつが港みなとの沖合おきあいおよそ800メートルに沈しずめられ海上かいじょう自衛隊じえいたいのダイバーらが火薬かやくなどを取り付とりつけました。

そして午前ごぜん10時じ15分ふんに爆破ばくは命令めいれいが出だされ、地響じひびきとともにドーンという音おとがしたあと、高たかさおよそ20メートルの水柱みずばしらがあがりました。

那覇なは市しによりますと、319発はつは平成へいせい7年ねん以降いこうに市内しないで行おこなわれた水中すいちゅうでの不発ふはつ弾だん処理しょりでは最もっとも数かずが多おおいということです。

沖縄おきなわ戦せんから76年ねんがたった今たったいまも工事こうじ現場げんばなどで不発ふはつ弾だんが見みつかるケースはあとを絶たたず、沖縄おきなわでは毎年まいとし20トン前後ぜんごの不発ふはつ弾だんが処理しょりされています。

対策たいさく本部ほんぶで本部ほんぶ長ちょうをつとめた那覇なは市しの知念ちねん覚さとし副ふく市長しちょうは「陸上りくじょう、海上かいじょう問とわずに見みつかる不発ふはつ弾だんの処理しょりにこの先さき何なん年ねんかかるのかわからないが、地道じみちに処理しょりする以外いがいになく、市民しみん県民けんみんの命いのちを最さい優先ゆうせんに安全あんぜんを第だい一いちにしながら進すすめていきたい」と話はなしていました。