大リーグ、エンジェルスの
大谷翔平選手が、
アメリカのAP
通信が
選ぶことし
最も活躍したアスリートに
選ばれました。
日本選手が
この賞を
受賞するのは
去年選ばれた
テニスの
大坂なおみ
選手以来2
人目で、
男性では
大谷選手が
初めてです。
アメリカのAP通信は1931年から、その年最も活躍した男女1人ずつのスポーツ選手を「アスリート・オブ・ザ・イヤー」として選んでいます。
28日、ことしの男性部門の受賞者が発表され、大リーグで投打の二刀流で歴史的な活躍を見せた大谷選手が初めて選ばれました。
日本選手がこの賞を受賞するのは去年選ばれたテニスの大坂選手以来2人目で、男性では大谷選手が初めてです。
大谷選手は大リーグ4年目の今シーズン、ピッチャーとして9勝を挙げ、156奪三振、バッターとしてはホームラン46本、100打点、26盗塁と投打ともに自己最高の成績をマークし、11月にはシーズンのMVP=最優秀選手に満票で選ばれるなど表彰ラッシュが続いています。
AP通信は、大谷選手の受賞を伝える記事の中で「現代野球の枠組みを定義し直すほどの驚異的な活躍で、世界の注目を集めた」と選考の理由を伝えています。
この賞は去年まで3年連続でNBA=アメリカプロバスケットボールの選手が選ばれていましたが、今回の受賞で大谷選手は、アメリカのメディアからすべてのスポーツを通じてことし最も活躍したと認められる形になりました。