北海道エアポートによりますと、新千歳空港は大雪に伴う除雪作業のため、1日正午すぎから2つある滑走路を3時間余りにわたって閉鎖しました。
大雪の影響で、新千歳空港では午後4時現在、羽田を結ぶ便など合わせて226便の欠航が決まっています。
国内線の出発ロビーではUターンの帰省客や観光客が振り替え手続きなどのため、航空各社のカウンターに長い列をつくっていました。
利用客はモニターを見て運航状況を確認したり、航空会社のスタッフに問い合わせたりしていました。
札幌に帰省し、東京に戻る予定だという男性は「搭乗予定の飛行機がまだ飛ぶか分からず、ただ待つしかありません。4日からは仕事があるので、欠航になった場合は新幹線で帰ることも検討しています」と話していました。
親族に会うため東京に向かう予定だったという男性は「搭乗予定の便が欠航になり、道内にある妻の実家に延長して滞在することにしました。残念ですがこの天候なのでしかたがありません」と話していました。
また、帰省先の道内から静岡県に帰る予定だという女性は「午前中の静岡行きの便が欠航になってしまい、今月7日以降の便しか空きがないと言われました。やむをえず滞在を延長しますが、子どもの学校が始まるまでに帰れるかが心配です」と話していました。